France10は2月27日、日本共産党・本部にて、山下芳生「日本共産党」書記局長に大阪都構想と橋下維新の現状について訊いた。
●レジュメ●
大阪都構想の問題点(3分:32秒~)
大阪都構想に隠された狙い(8分27秒~)
大阪で自・民・公・共が連携して維新と対峙する理由(10分00秒~)
大阪市を解体し5つの特別区に分割する。
二重行政が解消されれば効果額年間4000億円浮くといって2011年大阪知事選挙・市長選挙を橋下維新は闘った。昨年8月に橋下徹市長が作った制度設計案では効果額が596億円にまで縮小した。しかも、中身には都構想と全く関係のないものがはいっている。たとえば、地下鉄・市バスの民営化で182億円浮くとか、70歳以上の高齢者に大阪市バス・市営地下鉄を使える無料敬老パスが配られていた、これを有料化した、とか。これは府市統合と関係なく単なる民営化。
こういったものを除く府市統合による(純粋な)効果額は9億円です。
効果額は4000億円といったが実際は9億円なのです。
そして(大阪市解体・特別区再編のための)初期費用が2000億円かかる。