この動画の要点
- 世界各地の紛争による日本の産業界への経済損失は、年間12兆円から26兆円に上ると試算されています。
- 経済の本来の意味は「世を治め、民を助ける(経世済民)」ことであり、利益追求だけでなく社会を良くする立ち位置が求められています。
- 大企業が平和活動へ投資する際の壁となる株主への説明責任を解消するため、企業の内部留保を活用した新しい仕組みを提案しています。
- 企業の現金を10年間預かり、その運用益を平和活動の原資とする「平和ファンド」により、持続的な貢献を可能にします。
- 時間・場所・お金の制約から人類を解放する「平和産業」という概念を提唱し、世界規模での協力を呼びかけています。
全文書き起こし
ゲスト: 現状、各国で戦争、紛争、内乱が起こっていることで、日本の産業界に対してだけでの経済損失が、年間12兆円から26兆円。特にイランの有事で原油が高くなると、本当に原油高だけで10兆円ぐらいのマイナス効果が出てくるというのが現状ですね。
さて、じゃあこれどうやって解決するんだ。要は「世を治め、民を助ける」っていう意味ですよ。だから経済界っていうのは、儲かって時価総額が上がっていればいいんだではなくて、やっぱり経済活動の中から世の中を治めていく、そして多くの民を助けていく、こういう立ち位置だと思うんですよね。それをもう一回、全世界の経済界の人たちが自分事として捉えるというようなことを動かしていきたいなと思っています。
大企業になりますと、オーナーシップを持った創業経営者のような方で「それは大事だ、やろう」という方が、数としては起業家よりは減ると思うんですよね。そうなると、その中でこういう活動に投資をしていくっていうのは、じゃあ株主にどう説明しようみたいになるので、なかなかその動きが小さいんですけど。
10億だけでいいんで、10年間預けてください。BS(貸借対照表)にある現金同等物、全部調べました。お宅の会社5兆円ありますね、お宅1兆円ありますね、お宅も8000億ありますね。10億だけでいいんで、10年間預けてください。リターンはお返ししません。ただしその代わりに、ピース活動にこんなに多大な貢献をしているというプロモーションは一緒にやっていきます。
だいたい5%ぐらいで運用できるとすれば、10億ぐらいが残り、そこから運用手数料とキャピタルゲイン課税を取ると、6億から7億ぐらい残るので、それは随分といろんな活動に使える原資になるわけですよね。
それを「平和産業」っていう位置づけにして、結果的にはみんなが時間の制約と場所の制約とお金の心配から解放される、新たな人類の世代になるっていうのを、世界中でみんな協力したほうがいいなと思うんですよね。
概要(動画説明欄より)
「軍事産業があるなら、平和産業をつくる」
LIFULL創業者・井上高志さんが語る「攻撃しない防衛」と、200億円の「平和資本」構想。
皆さんは、この提案をどう考えますか?
賛成、疑問、異論も含め、ぜひコメントで聞かせてください。特に心に残った場面があれば、タイムコードも添えていただけるとうれしいです。