この動画の要点
- 福島第一原発におけるALPS処理水の海洋放出開始に伴い、福島県相馬市の漁師・小野春雄氏が漁業者の立場から現状の苦悩と複雑な心境を語りました。
- 小野氏は、東日本大震災から12年以上にわたり、試験操業を重ねて風評被害と闘ってきた努力が、今回の放出によって再び脅かされることへの強い懸念を示しています。
- 国や東京電力に対しては、「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」という約束が反故にされたことへの不信感を露わにしつつ、将来の世代まで責任を持った対応を求めています。
全文書き起こし
堀潤: 8bitNewsの堀潤です。福島第一原発の処理水放出が開始されました。今回は、福島県相馬市で長年漁業を営まれている小野春雄さんにお話を伺います。小野さん、よろしくお願いいたします。
小野春雄: よろしくお願いします。
堀潤: 実際に処理水の海洋放出が始まりましたが、今、どのようなお気持ちで受け止めていらっしゃいますか。
小野春雄: 私たち漁師はね、これまで12年間、本当に苦労して福島県の海を、そして魚を守ってきたんですよ。試験操業を重ねて、ようやく本格操業が見えてきたというこのタイミングでの放出は、本当に悔しいし、残念でならないです。国や東電は「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」と約束していたはずなのに、それを反故にされたという思いがどうしても強いですね。
堀潤: 科学的な安全性については政府や東電から説明がなされていますが、それについてはどう受け止めていらっしゃいますか。
小野春雄: 科学的に安全だと言われても、消費者の皆さんがどう受け止めるかは全く別問題です。風評被害というのは、一度起きてしまったら取り戻すのに何年も、何十年もかかる。私たちは魚を獲って、それを買ってもらって初めて生活が成り立つんです。安全だから大丈夫と言われても、実際に買い手がつかなくなったら、私たちの生活は成り立ちません。そこへの不安が一番大きいです。
堀潤: これから、国や東京電力に対して、どのような対応を求めていきたいですか。
小野春雄: 放出は始まってしまいましたが、これで終わりではありません。これから何十年も続くわけですから、国も東電も、最後まで責任を持って私たちの生活と、福島の海を守り続けてほしい。そして、若い漁師たちがこれからも安心して海に出ていけるような環境を、約束通り作ってほしいと思います。私たちはただ、これまで通り海で仕事がしたいだけなんです。
堀潤: 小野さん、大変な中、貴重なお話をありがとうございました。
小野春雄: ありがとうございました。
概要(動画説明欄より)
このチャンネルのメンバーになって特典にアクセスしてください:
https://www.youtube.com/channel/UC86iqu-yHsb-BCjI3ArD9Rg/join
チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/8bitnewsasia
数々の自然災害の被災地で活動を続けている一般社団法人四番隊。災害復旧のプロたちが被災した民家、一軒一軒を訪ね、それぞれのニーズにあわせた支援活動をプロフェッショナルとして続けてきました。緊急支援だけではなく、防災教育など、地域を守るための活動にも力を入れる四番隊。彼らが、災害ボランティアとして活動する現在、そしてその舞台裏で直面する様々な課題を未来のために共有してくれる番組です。ぜひご覧ください!
今回のスタジオゲストは、株式会社Jackery Japanマーケティング担当の鈴木 広介さんです!
ぜひご覧ください!
チャンネルをご覧いただきありがとうございます。
このYouTubeではジャーナリストやアーティビストが世界の市民と連携しながら現場を訪ね取材した、様々な現場の映像をみなさんにお伝えしています。ぜひチャンネル登録お願いします!
皆さんが投稿できる映像ニュースサイト「8bitNews」はこちら
http://8bitnews.org
8bitNewsへの取材依頼、情報提供、お仕事の依頼は
info@8bitnews.org までお寄せください。