ベネズエラの首都カラカスで3日未明、複数回の爆発が発生した。現地では軍事施設周辺を中心に爆発音が相次ぎ、市内各地で混乱が広がった。米国のドナルド・トランプ大統領は自身のSNSで「ベネズエラに対する大規模な攻撃を成功裏に実施した」と投稿し、ニコラス・マドゥロ大統領夫妻を拘束したと発表した。
トランプ氏は、マドゥロ氏が妻とともに拘束され、国外へ連行されたと説明している。トランプ氏は日本時間4日午前1時から、米南部フロリダ州の私邸マールアラーゴで記者会見を行う予定だ。
■ 軍事施設周辺で爆発、市民が避難する映像も
爆発を受け、ベネズエラ政府は声明を発表し、「米政権が遂行した軍事攻撃だ」と強く非難。マドゥロ氏は国家非常事態を宣言したとされる。
一方、SNSや現地メディアには、爆発が起きる中を市民が車で走行する様子や、軍事施設付近での着弾とみられる瞬間を捉えた映像が相次いで投稿された。首都南部にある主要軍事施設フォルティウナ(フエルテ・ティウナ)周辺や、カラカス東方約87キロのミランダ州ヒゲロテ空港付近では、大規模な二次爆発が発生したとの情報もある。
また、米軍のAH-64アパッチやCH-47チヌークとされるヘリコプターがカラカス上空を飛行している様子を捉えたとする映像も拡散しており、軍事作戦が実施された可能性が指摘されている。
■ 少なくとも7回の爆発音 停電も発生
米CBSテレビは、昨年ノーベル平和賞を受賞したベネズエラ野党指導者マチャド氏の報道担当者の話として、攻撃を受けた地点には首都カラカスの軍基地や港湾施設などが含まれると報じた。
AP通信などによると、少なくとも7回の爆発音が確認されたほか、航空機が低空飛行する音も聞こえ、一部地域では停電が発生したという。
現時点で被害の全容や死傷者の有無は明らかになっておらず、各国メディアが事実関係の確認を急いでいる。