「がんと闘う力は、人との出会い」。がんと向き合って約50年になる「ジメさん」こと、明路英雄さんはこう言います。御年83歳。30代で甲状腺がん、50代で肝臓がんを経験し、7度もの手術を乗り越えてきました。
そのジメさんのライフワークが、がんのチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ芦屋」のスタッフとして活動すること。「がん患者は24時間、がんと向き合っている」という想いから、がんサバイバー(がん経験者)やその家族、支援者らが夜通し歩き、ともに語り合って支え合います。
2022年9月3日~4日朝にかけて行われたリレー・フォー・ライフ芦屋で、実行委員長を務めたジメさんに、がんサバイバーの福島が密着して撮影。がん患者を元気づけるジメさんの想いを届けます。
※リレー・フォー・ライフは、もともとアメリカで始まったがんのチャリティーイベント。現在、日本各地で行われ(2020年度は52地区で開催)、集まった募金は日本対がん協会に寄付され、がん患者支援やがん征圧のために役立てられています。