2021/07/12 国際
カナダ自閉症児ママにインタビュー。インクルーシブ教育はカナダのあたりまえ

カナダ バンクーバー近郊都市より

 

Diversity(ダイバーシティ)

カナダで、よく耳にする言葉。

 

ご存じの方も多いと思いますがカナダは難民・移民を多く受け入れる国です。私も日本からカナダへ移民した一人です。そして母としてカナダ生まれの我が子を育てています。日本で教育を受けた私が我が子達が就学したときにまず驚いたこと。それは障害の有無に関わらずみんな一緒の教室で学んでいることでした。車いすの児童・自閉症の児童はじめ様々な知的・身体的な障害を持っている児童が、専属のアシスタントティーチャーと一緒に授業を受けています。カナダは、幼稚園(1年間)から義務教育が始まります。我が子の遠足に初めてボランティアとして参加した時に、インクルーシブ教育だからこそ生まれる子供たちの”あたりまえ”の行動を目の当りにしたことを10年近く経った今でも鮮明に覚えています。

 

公園に遠足に行った際、各々ランチを広げ始めたときのことでした。知的障害の児童が、公園の水たまりに向かって走り出しその水に口をつけようとしました。そして、その行動を見た児童たちが一斉に障害のある児童の所に駆け寄って行き、元の場所に戻るように諭して手をつないで戻ってきました。

 

 

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今回インタビューさせて頂いたカナダ自閉症児ママさんのお子さんは自閉症です。私と同じく日本からカナダに移民した女性です。異国の地での子育てというだけでも不安がある人が多い中、自閉症と診断を受けてから現在に至るまで日々頑張っている彼女の原動力・実際の療育・インクルーシブ教育のことなど、ご自身の体験したことや考えをお聞きしました。

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多様性とは・・・。

幼いころからあたりまえに存在する環境があれば自然と身についているもの。

私の場合、大人になってから「カナダ」という国で生活しているから身につけることができたもの。

 

 

あなたは多様性を知っていますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

プロデュース :鈴木 ケイティ
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