2021/05/31 国際
カナダ新型コロナワクチンの接種状況

私の住むカナダ・ブリティッシュコロンビア州

2020年12月からコロナワクチン接種が高齢者施設入居者・一部の医療従事者から始まり、2021年5月中旬には私の年代も順番がきました。普段から電子化が進んでいるので今回の登録・予約などもスムーズに行われ当日も会場の外も中も係員がたくさんいたので全ての段階でとても円滑に進んでいました。ワクチン接種を担当しているのは消防署の制服を着た人が多くみうけられました。

 

コロナワクチンの接種にあたっては賛否両論の意見も報道で見聞きしていますが接種率からみても州内の人々は積極的に摂取する人が多いように感じます。また接種年齢を12歳まで引き下げる発表も出ました。そして5月25日に州政府より発表があった州内の18歳以上人口の接種率が70%になった場合(感染者数の減少も条件)カナダ建国記念日の7月1日にはマスク屋内義務を推奨レベルに下げ個人的な往来の人数制限を屋内外ともに規制しないという点も接種率アップの要因であると思います。

 

州政府からの計画案は、子供たちのために6月15日~は、PLAYDATE(子供が友達の家などを行き来する遊ぶ約束)7月1日~は、SLEEPOVER(子供の友人宅でのお泊り会)もして大丈夫!というように具体的に示された点も素晴らしいと感じます。

 

 

PCが苦手な高齢者のための電話での申し込み対応、そして登録にあたり英語がわからない人のための110か国以上の言語に対応する電話窓口なども「カナダの当たり前」です。

 

どのような状況でも困っている人のヘルプをするのは当たり前の環境を官民揃って提供するように努力する場所に生活していることに感謝したいと思います。たとえ税金が高いと感じても公共のために使っていると感じられるので・・・。

 

 

 

 

プロデュース :鈴木 ケイティ
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