2021/03/16 地域
東日本大震災、そして原発事故から10年。町に優しい灯りが灯った日 〜 福島県双葉郡富岡町 富あかり〜

2021年3月11日 東日本大震災、そして原発事故から10年を迎えたこの日、福島県双葉郡富岡町で4年振りに竹あかりを使ったイベント「富あかり」が開催されました。前回富あかりが開催されたのは2017年3月31日から4月1日にかけて富岡町の帰還困難区域を除く避難指示が解除された時でした。

あれから4年。そして震災から丸10年という日に再び同じ場所で開催されました。今回はそれぞれメッセージが書かれたおよそ600基の竹灯籠で富岡町の象徴桜の花が描かれました。メッセージは地元の方を中心に、遠く熊本の幼稚園からもたくさん寄せられました。また、夜には町で追悼の花火も上がりました。

あれから10年、そしてあれから4年。それは一つの通過点でしかありませんが、少しずつでも着実に復興は進んでいます。それでもまだまだ課題も多く、復興の途中ですが町には元々の地元の方だけでなく新しくこの町で暮らすことを決めた若者たちも集まり少しずつ人も増えています。時間と共に何が変わって何が変わっていないのか。そして何が変わって行くのか。10年経った今、そしてこれからの10年がどんな風に変わるのか自分なりにできる形で関わりながら見続けていけたらと思います。

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富あかり主催: 一般社団法人 とみおかプラス
竹あかりプロデュース:株式会社ちかけんプロダクツ

プロデュース :城島めぐみ
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