コロナ禍の中、行われた2021年の第97回箱根駅伝(往路)。第2区、権太坂近くの某所です。沿道応援の自粛が要請されていましたが、近所の住民が出てきてしまっています。このへんは住宅街というのもあり、おそらくはテレビ中継を見て近くだとわかった住民が、自宅から沿道へ飛び出してくる風景が見られました。
自粛要請の中、近くで見たいと出てきてしまった者を責めるのは簡単なことです。もっと、その事象を構成する複雑なレイヤーを考察することが大切だと思います。この時期の日本における新型コロナ感染の状況。感染者数、実効再生産数、検査数における陽性数パーセンテージ、他、考え合わせなければならないことはあまりにも多く、そしてそれらを全て知り得る立場に私達はいるのでしょうか。
参考として、Twitter公式モーメントを張っておきます。
「2021年『箱根駅伝』は沿道応援の自粛を呼びかけ(走る男性)」
https://twitter.com/i/events/1345217885401042945