2020/06/05 国際
カナダ 自粛緩和中のバンクーバー近郊都市5/18~6/2街の様子 6/1~休校解除の様子 

カナダ バンクーバー近郊都市より

私の住むブリティッシュコロンビア州は、気候条件や人口の違いはありますが、東の州(オンタリオ州・ケベック州など)に比べて感染者・亡くなった方が少なくカナダの中で自粛規制が成功している州になっています。

 

ソーシャルディスタンス・マスクなしでは入店できない商店など、感染拡大前では考えも及ばなかった常識が増えつつありますが、市民は落ち着いて日常生活を送っているように見受けられます。スーパーもショッピングモールも商品がたくさんあるので買いだめする人はもういません。

 

学校も再開が発表され、希望者のみ少人数になるようにあらかじめグループ分けされて登校が始まりました。学校の衛生管理などに不安がある家庭・6月25日が学年末のため行っても行かなくても同じと思う家庭・様々な理由から学校に戻らない生徒もたくさんいます。ただ日本でも言われていましたが卒業セレモニーができない学年の生徒たち、特に12年生(高校卒業学年)は、恒例のダンスパーティーや卒業式ができないことに対して自分たちでどうにか工夫してできないかと試行錯誤しているニュースも見かけましたが実現は厳しいようです。

 

そして9月の新学期からは通常授業に戻れるようにと州政府の発表がありました。

 

一部のアジア人への身体的暴行(バス停にいたアジア系の女性を突然殴る・コンビニエンスストアにいたアジア人高齢男性を店の外につまみ出す・道を歩いていたアジア人高齢女性をけって転ばせるなどの防犯カメラの映像とともにニュースになっています)チャイナタウンの銅像などへの誹謗落書きなど、人種や特定の国に対する差別が起こっていることも事実です。

 

COVID-19も人種差別の解決方法は、私たち人間の手の中にあると思います。人間の手の中にあるということは、私たち一人一人の手で正しい方向に導くことが可能だと個人的には考えています。

健康な体を維持し、太陽が出て朝を迎え、太陽が沈んで夜になり、また朝を迎えることが出来る限り私は生きています。今日も明日もあさっても太陽に手をかざして!

プロデュース :鈴木 ケイティ
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