第6回うさぎのしっぽ杯ラビットホッピング大会が、2020年2月1日に横浜市の「横浜産貿ホール」で開催されました。ラビットホッピング大会は、第5回までは、葛飾区柴又の「うさぎのしっぽCAMP」で行われていましたが、より広い会場に移っての初開催となります。観客もある程度入ることができ、うさぎがジャンプに成功すると歓声があがり、うさぎのユーモラスな仕草には笑いも起きるなど、観客の反応が嬉しい大会となりました。
ラビットホッピングのルールを簡単に説明すると、
●うさぎがハンドラー(飼い主)に導かれ、ハードルを飛び越える競技
●コースを往復2走し、成績の良い方が採用される
●競技では速さと正確性では正確性が優先され、ハードルを落とした本数が少ない方が有利
●3分以内にゴールすることができなければ、タイムアウトとなる
ということになります。
ラビットホッピングは1970年代のスウェーデン発祥で、ヨーロッパ、アメリカと広がって行き、日本には2014年頃上陸しました。世界的には世界大会も開かれるほどの人気があり、ジャンプの種類もロングジャンプなど、より多彩です。日本ではまだまだ発展途上で、普及はこれからにかかっています。
今回のラビットホッピング大会では、ハードルの段数が1段の「初級」、3段の「中級」、5段の「上級」が公式記録として残ります。またその他、5段以上自己申告の「トライアル」、競技に使うハードルとは別のハードルを用いた「ハイジャンプ」が行われました。
多数のうさぎが同時出場するため、他のうさぎの匂いが気になってしまいコースで立ち止まってしまううさぎもいますし、走るのが待ちきれないでリードを引っ張るうさぎもいます。うさぎの性格にも個体差があり、このあたりの見どころもラビットホッピング観戦の魅力です。
なおハードルに関しては非常に軽量かつ落ちやすく作られており、うさぎがハードルを引っ掛けたときでも怪我をしないようになっています。また、競技用ハーネスは首・胴体の2箇所で留め、リードが胴体側に付いています。リードが伸び切ってしまっても首への圧迫はありません。
うさぎとハンドラー(飼い主)の信頼度が試される「ラビットホッピング」。一人と一匹の息が合わないと、ハードルを飛び越えてゆくことはできません。このあたりのうさぎとの心理戦も信頼の証です。
今回のラビットホッピングは6本の動画に分かれています。以下の通りです。いずれも十数分の長さがありますので、お好みの動画からご覧ください。
●開会式・初級
●中級
●上級
●トライアル
●ハイジャンプ
●表彰式・閉会式
●YouTube再生リスト(上記動画を連続で見られます)
なお、動画中、画面が揺れるなどお見苦しい点が多々ございます。
なにとぞご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。
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スタッフ
町田修(日本ラビットホッピング協会・会長)
玉城和則(うさぎのしっぽ柴又店・店長)
鈴木達矢(うさぎのしっぽ柴又店・スタッフ)
荒木麻衣子(日本ラビットホッピング協会・会員)
学生ボランティア
諏訪(写真撮影・日本ラビットホッピング協会・会員)
西村(動画撮影・8bitNews)