カナダ バンクーバー近郊より
私の住む国 カナダはたくさんの移民が共存して暮らしています。様々な文化・習慣・宗教そして“言語”が存在しています。 公用語である英語・フランス語を基本としつつ様々なバックグラウンドを持つ人々が、それぞれの母国語を使って生活しています。 そのような背景から、官民問わず多言語で対応していることが多いです。日本語を母国語とする人は、カナダの人口の割合では少ないため言語対応されていることはあまりありませんが、病院で手術する時など希望すれば(移民をはじめ合法的にカナダ 在住で州の健康保健に加入の場合)無料で通訳を派遣してくれます。
母国以外で生活する為には、その国の言語を理解出来た方が良いのは確かです。しかし戦火を逃れるため・自国の政治的背景など自分の意思とは反して移民する人々がいることも事実です。
日本から来た移民としてカナダに住んでみて感じることは、移民を特別視する人がほとんどいないということです。ましてや技能実習生という捉え方は皆無だと私個人の意見では思います。
移民に限らず人々が“暮らしやすい環境があること”が、あたりまえになると良いですね。