安田純平さんが拘束されたシリア・イドリブ県で活動を続けてきたシリア人ジャーナリストが、今月21日、何者かによって殺害されていたことがわかった。彼の名前はラーエド・ファーレス。市民と共に反政府運動を牽引してきた中心的人物の1人だ。これまで複数回にわたって武装勢力に拘束されるなどしてきたが、市民からの信頼が厚く解放されてきた。8bitNewsではシリア国内外で活動するジャーナリスト達と協力し、安田純平さんを拘束した武装勢力の正体を追ってきた。先週末、その足取りを追うべくラーエド氏にインタビュー。彼が持っている情報の中から拘束した集団は「旧ヌスラ戦線」以外には考えられないという証言を得ていた。ところが、今週、そのラーエド氏が車から降りてきた覆面をかぶった男達によって襲撃を受け、殺害されていたことがわかった。生前、彼は何を語ったのか。dTVチャンネル「NewsX」で放送したファーレス氏のインタビューを公開する。