2018/08/20 国際
モデルハウス完成!そして日本語教師募集しています!ネパールラムチェ村 筋田雅則さん&ミナの活動報告2018

【筋田 雅則さんとは?】

20代半ば、岐阜県山岳連盟のカシミール遠征隊へ招聘しその帰り、初めてネパールへ立ち寄る。その後、ネパールの同宿の山仲間と、「学校づくり」を開始し約30建設。ネパール支援を何十年も繰り返し、定年退職後、ネパールへ移住。現在はカトマンドゥ在住、ラムチェ村を中心にボランティア活動を行う。

岐阜ネパール会HP
http://gifu-nepal.jimdo.com/

【自然の中に自分が溶け込んでいくようなつもりで】

さて、この1年2ヶ月の間、何をどうやってきたのかという報告を今からさせていただくわけですが、この日本という国は再三言っておりますが、世界中で一番素晴らしい国です。ここは。

素晴らしい、なんでお前は素晴らしい国を追い出してわざわざとんでもない所に行っとるんや?ていうクエスチョンがあろうかと思います。僕は皆さんには、会う方には「僕、自分自身の修行のために行ってます」という表現をしております。修行のためです。なんでもっと便利なところ、日本みたいな便利な所、そんな所に行くんやという質問に対しては、そういう返事。

だけどいいところもあるんですよ。山はきれいだし、ね、静かだし。街によっては汚い所もあるけれども、山へ入ればきれいな所が多い。そんな場所なんで、そんなに肩ひじ張って行くような所じゃない。楽しい自然の中に自分が溶け込んで行くようなつもりで行ってもらえばいい場所であるなぁというふうに思っております。

【モデルハウスの完成と日本語教師の募集】

あの、みなさんのご好意で約400万ほどかけて造りましたけれども、それがやっとできて、みなさんに住んでいただけるかなと。そこで休憩しながら、そこで寝泊まりしながら、ラムチェ村という村で活動をしていただけるというふうに思っております。

私の今のホームページを見ていただけるとわかりますが、そこにはラムチェ村のスリーサルトリーセカンダリースクールという学校があります。その学校の先生を募集しております。何の先生だと思いますか?日本語の先生です。「あいうえお」を話せるように教育してほしいなという思いから、そういう先生を募集しております。

宿代といっても、そこに1ヶ月おってもモデルハウスを使えば2000か3000ルピーぐらいで1人の生活してもらって、学校で「あいうえお」教える活動をしてもらえれば非常に僕としては有難いなと。そういうのを先生1人が3ヶ月くらいそこで活動していただいて、そういう方が4人おれば、1年連続してコンティニューできる。そうするとたくさんの子ども達に日本語が勉強してもらえる。そういう発想からそういうお願いをホームページで出しておりますので、是非ともみなさんどっかお心あたりの方が見えたら、さっと手を挙げてお知らせ頂ければ幸いと思っております。

【自分に正直に生きること】

もう一点、この私自身の話なんですけれども、ガンも克服してやっと終わろうと思っています。そのガンの間ミナが一生懸命看病してくれたわけですが、それでやっと第2の人生送れております。これははもう、拾った人生なんで皆さんにどんどん使っていただいて、潰していただければ結構と思っておりますので。

あのただそういう中でも、「いかにして生きるか」ということを再三考えさせていただきました。毎回僕言っていると思いますが、「自分に正直に生きること」ウソ言っちゃいかん。
自分にウソ言っちゃいかん。で、偽りやると自分をダメにしちゃうということを、自覚しております。僕、自分でいろんな体験しながら。

ほんで「見栄や背伸び」これはダメ!どうしょうもない、何にもならない。見栄はっていいことやったって何のクソにもならない。あれは。何にもならない。いつまでも続かない。背伸びしとったら疲れます。ちゃんと地に足のついた活動を生き方をしなきゃいけないということです。嘘はつかない、先程言ったようにね。ついた嘘は必ず自分に跳ね返ってきます。必ず返ってくる。もう嫌っちゅうぐらい味わった。ちょっとミスって嘘言ったら、その嘘が直ぐにパカーンとアッパーカット食らって、ひっくり返ってまうことなるから。そんなことはしないと。

それで人が羨むことをしない「羨むことをしない」ということをね。自分は自分であると。人のことを、あの人はいいなと思わない。自分は自分です。自分の個性たたなきゃ。あの人が黄色の服を着ていたら、私も黄色。そんなの自分どこ行ってまうねん。ね、自分の好きな色でいい。そういうこと。そんな決まりがなければ、人の色をわざわざ選ぶ必要なし。人の乗っている車を選ぶ必要はなし。車も動けばいい。そんだけの話です。

【ポカラにある子どもの障害リハビリ施設】

もう一つ心の重たい事業がありまして、実はあのポカラのハンセン病の病棟がね、あちこちにあるんだ、カトマンズもネパールもね。3つか4くらいあります。ポカラのハンセン病療養所は、若干ね、ご存知の方もいますが。お産の後後遺症というかね。若いお母さんが、あの15歳か16歳お母さんが無理して子どもを産むと子どもに障害が出るんですよ。小さい出口でね。

その障害をリハビリで治そうという活動をされているハンセン病の院長がおられます。その院長にずっと6年くらいかな、ずっと支持して一緒にこう助けたり、助けられたり、教えてもらったりと、いろんなことをやってきましたけれども、今まだそのハンセン病そうした活動がお金がちょっと足りないものだから、できないということで悩んでおる。だけどまあ、僕も心では応援しとるけ具体的なものは出せないという現実ありますけれども、まだそれはごく一部の親御さんの指導のパターンなので、たくさんの人の支援にはあたらないので、まだまだ皆さんに大きく公表する場を控えておりましたけれども、そろそろこういう話をしてもいいかと思っておりますので、今ご紹介させていただきました。

今日はミナがわざわざ来て、ミナを連れてきましたので、彼女の活動を今、何をやっているのか現在あんたはね。日本へ仕事をしにきていますからね。その辺りを話していただきたいと思っておりますので、ミナにタッチしていきたい。

【ミナと筋田お父さん】

こんにちは!ナマステ!筋田お父さん今から17年、18くらい前位からラムチェ村、私はもともとネパールの、ネパールは75県あるんですけど、今は77県になります。77県のシンドバルチョーク県のラムチェ村で生まれました。それでそこで、本当に村なので学校へ通わない子ども達に学校通ってもらうために筋田お父さんがラムチェ村まで、今から18年前にラムチェ村にいらっしゃいました。

その時は私はすごくちっちゃい子どもだったので、何もその何で来てるとか、何も聞きに行かなかったんですけれども。続けて5年位経ったら、私の所も支援してくれました。45人くらい、30人くらい子どもに支援をしている間に私も子どもの中で「ミナも大変、学費とか払えないからサポートしてますよ」ってことでサポートすることになりました。それで続けて今15年、17年くらいからずっと見ているんですけど、10年くらいは今はずっと一緒にお父さんと、学校に通ってもらうお金とか全部お父さんが払ってくれて、学校に通えました。

【お母さん達が勉強していないし、何もわからない】

一番問題なのは教育の問題。教育がないから、お母さん達が勉強していないし、何もわからない。情報が分からないから、村で届きにくいし。それで大変。だから今はお母さん達にどうやって教育、話をしたり、1ヶ月2ヶ月、自分に名前を書いてもらったり、そういうお母さん達のサポートをしてます。

お父さんの学校へ子ども達に、今はいろんな村、トゥルパカ村とかいろんな村へ行ったんですけど、地震で崩れちゃっていっぱい大変で。シンドパルチョーク県が一番震源があってゼロまで崩れっちゃたんで、またおんなじ学校、シルサティー学校に子ども達の勉強をさせることを手伝いながら、自分も今はお母さん達が地震の後で土砂崩れが起きた土砂崩れがあって、土砂崩れで流れた、家族もいない、うちも流れちゃったそういう場所、そこにいると家族のことを思い出す。自分も生活しようといったら、畑とか何もないから生活しにくい。そういうお母さん達は街に出てきて、もともと村で畑の仕事とか自分のペースで動いているんで、村に来たら特に大きな問題は、何もできない。どうすればいい、バスとか乗らなければならない、働きにいっても働く人が「仕事ください」といっても仕事くれない。なんか大変で、慣れていないから。

【ちょっとでもお金らったら、子どもが勉強することができる】

トイレの使い方からいろんなことが問題で、で今そのお母さん達に収入を、いつもこうやってお金をあげたり話をしたりことはできるんですけど、1回で終わっちゃう。でも自分でその技術覚えて、技術についてちゃんと仕事すると、将来的によくなるなと思って、そのお母さん達にたとえば県の人たちに話をしてて、練習させるようなことを例えば手で作っているものとか、そういうふうな練習をさせてて、10人くらいお母さん達が働いてて、自分たちでその物自分たちで売りにいって、自分で作ったものどれくらいクオリティーがあるとか、ちょっとでもお金らったら、子どもに子どもが勉強することができる。その子どもが勉強してきたらお母さんことも助けられるから、今はそういうふうに助けてあげたりしてます。

将来的にネパールと日本の架け橋となって、ネパールからできることはしたいし、日本からしてもらったことは、今までいっぱい頂いたんで、これからも一緒に頑張りたいとおもいます。ほんとに今日はみなさんの大事な時間を岐阜ネパール会の話を聞くために、サポートしてくれて大事な時間をいただきました。本当にありがとうございます。これからも一緒にがんばりましょう!

プロデュース :小河原絵美
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