2018/06/03 文化
Be Hoppy!史上初ハードル最高段数ノーミスも。第3回うさぎのしっぽ杯ラビットホッピング大会

2018年5月13日、葛飾区柴又の「うさぎのしっぽCAMP」にて、「第3回うさぎのしっぽ杯ラビットホッピング大会」が開催されました。19匹のうさぎが、うさぎの障害物ジャンプ競技、ラビットホッピングの腕前を初級(1段)、中級(3段)、そして今大会より新設された上級(5段)の3階級に分かれ、競いました。

 

今大会は「日本ラビットホッピング協会(以下、JRHA)」公認大会です。1970年代にスウェーデンで生まれたラビットホッピングが日本に入ってきたのは2014年頃で、その年にエキシビションが開催された記録が残っています。

 

その後JRHAが正式に発足し、2016年に初の「大会」としてのラビットホッピングが開催されました。そして、年2回、うさぎ好きの集うイベント「うさフェスタ」でエキシビションが開催される他、年1回の大会、日頃の練習会を通じて、ラビットホッピングの普及をはかっています。

 

ラビットホッピングの目的は、競技を通じて、うさぎをしつけながら良い絆を築くことにあります。うさぎにハーネスを付け、ハードルを跳躍させることから「うさぎが可哀想」という誤解もありがちですが、うさぎ自身が跳びたくなければハードルは跳びません。うさぎの自主性を重んじ、かつ、飼い主との信頼関係の元、タイミングを合わせてジャンプしていくことに、「絆」を疑う余地はありません。

 

ラビットホッピングのルールを簡単に説明すると、「ハードルを跳躍する」「ハードルを落とすと減点」です。コースを走り抜けたタイムと、減点数を計測します。タイムと減点数では減点数のほうが重視され、タイムの速さより、正確にハードルを跳躍することが重要です。コースを往復で2回走行し、成績の良いほうが採用となります。実際のルールはもう少し複雑ですが、ここでは最も基本的なルールの紹介とします。

 

会場の「うさぎのしっぽCAMP」は、普段の練習会場でも使われている場所です。そのため、場所に慣れているうさぎが多く、「知らない場所で知らない人の前で競技する」うさフェスタの時はガチガチに緊張して実力が出せないうさぎもいるのですが、今回は皆、本調子が出せていたようです。

 

特に今回のハイライトは、順位は付きませんが、自分の好きな段数に挑戦できる「トライアル」で、最高段数である8段を、ノーミス、減点なしで走りきったうさぎが初めて登場したことです。JRHAの公認大会やエキシビションを通じても、初の快挙となります。

 

今回のラビットホッピング大会は、階級や大会の進行に合わせた複数の動画に分かれて記録されています。

 

●「開会・初級」
●「中級」
●「上級」
●「トライアル」
●「表彰・撮影・閉会」

 

以上5種類の動画にそれぞれ「ショート版」「ロング版」があり、合計10本の動画に分かれています。YouTubeの「リスト」がありますので、続けてご覧になる際にはそちらを利用すると便利です。

 

●「ショート版リスト」
https://www.youtube.com/playlist?list=PLI9kUjtyqxCJiAahrajQJRJ4se0BbsOrH
●「ロング版リスト」
https://www.youtube.com/playlist?list=PLI9kUjtyqxCJRuumCgMBoMUUj2KNcNiB0

 

うさぎの競技、ラビットホッピングの魅力をお楽しみください。

 

※なお、「のんちゃんチーム」のタイムですが、音声では「14:55」と言っていますが、公式に記録されたタイムはテロップにある通り「14:05」となります。

 

日本ラビットホッピング協会
公式サイト
http://www.rabbithopping.jp/
Facebook
https://www.facebook.com/japanrabbithopping/

プロデュース :西村晴子
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