「かわいい〜」
言葉とともに思わずカメラで写真を撮りたくなる。数十体のマリオネットに囲まれた、非日常的な空間。
恵比寿ガーデンプレイス時計広場では、 今月25日(月)までマリオネット作家「オレンジパフェ」さんの個展が開催されている。
2008年、偶然都内のマリオネット専門店を見つけ、 見よう見まねで作り始めたのがきっかけでマリオネット作家になったそうだ。 材料は頭と体にスタイルフォーム、腕と足は木材を使う。一体一体すべて手作業で作り上げ、製作期間は2週間から1ヶ月かかるという。
キャラクターはオリジナルだが、オーダーメイドで好きなキャラクターやペットのマリオネット製作も受注している。
〜被災地支援活動 東北や熊本にマリオネットを〜
“東日本大震災の復興特別ラジオ”を聴き「自分にも何かできることはないか」という思いで、2016年に被災地の保育園や幼稚園にマリオネットを届ける活動を開始した。インターネットで町のホームページを調べ、一園ずつ順番に電話で連絡して日にちを決めて園を訪ねる。先月で訪問した保育園と幼稚園は60園を超えた。
「笑顔や歓声を見られた時が一番やりがいを感じる。びっくりされたり喜んでもらえると、作っている私からすれば一番喜びの瞬間」と語った。
………………………………………………………………………………………………
【詳細】
・期間:11/3(金)〜12/25(月)
・会場:恵比寿ガーデンプレイス時計広場
・時間:12:00-20:00
・入場無料
※展示作品の予約販売(一部を除く) ※写真・動画撮影可 ※バリアフリー
=プロフィール=
マリオネット作家:オレンジパフェ 埼玉県在住
2008年 フルーツパフェのように、デザート感覚でたっぷり楽しんでいただけるマリオネットを目指して製作を開始
2015年 R.O.S.E.International Doll & Teddy Bear Expo (アメリカコロラド州)で『Unique Excellence 賞』を受賞。
2016年4月 被災地域の子どもたちなど少しでも笑顔を取り戻せたらと東日本大震災・熊本地震の被災地域へマリオネットを寄贈するプロジェクトとして『The Heartstrings Marionette Project』を開始。 2017年7月 『国境なき子どもたちKnK』を通じてヨルダンのシリア難民キャンプに寄贈。 現在、国内外合計59施設にマリオネットを届ける。 作品は個人販売及び、東京都飯田橋マリオネット専門店『パペットハウス』 チェコ・プラハ『トゥルハーシュ・マリオネッティー』にて販売中。