2015/10/10 政治
政治が母親達の「いつもの会話」に! 子どもの話をするように政治の話をしてみる

■地域でもっとニュースを話したい!そんな人達のきっかけになればと思い、ニュース解説の講座を受けた母親達の様子を動画にしました。「知る事」で関心が高まり政治が身近に!

 

*以下は講座のレポートです。

 

【講座レポート】

大人の社会科
― 今さら聞けないニュースの言葉
講師:堀 潤 氏

小学生をもつ保護者が集まり、おもに子育てについて勉強会をしている「子育てミーティング」。メンバーから「安保法案」について勉強したいとコーディネーターの依頼を受けました。そこで、ジャーナリストの堀潤さんをお呼びし、安保法案、集団的自衛権、憲法などについて、解説していただきました。

 

■ニュースは一方的でなく双方向で

まずは堀さんから自己紹介。月曜日から金曜日の毎朝ニュース番組を持ちながら、FMラジオやニコ生やフジテレビのバラエティーにも出演しているとお話しがありました。いかにわかりやすく伝えるか、そして、一方的に情報を流すのではなく、ツイッターなどで生放送中も意見を受け付ける双方向の情報発信を心がけているそうです。

 

■政治の流れが不安

この日の参加者は19人。「安保法案って何だか不安。でも、賛成反対を表明する前にもっと知りたい」という声がきっかけでこの勉強会が企画されました。冒頭、いきなり堀さんからの「何が不安ですか?ここ重点的に説明してほしいってリクエストあったらそれ話します」との質問に、男の子を3人育てているというお母さんから声があがりました。「一番心配なのは、安保法制が成立したとき、子ども達がいずれ戦争に行かされてしまうのではないか。何かを賛成したことで、戦争が身近になるのではないか」との事。

 

■今の社会の雰囲気が戦前に似ている!?

質問を受けて、堀さんは集めている戦争証言を紹介しました。「女優の赤木春江さんが満州に行ったのは、昭和20年の春、女優になる夢を叶えるため。歴史を知る身からすると、そんな時期に行ってはいけないと思う。けれど、戦争を実感したのはソ連軍の侵攻があったとき」。「当時、慶應の大学生で、学徒出陣をした方は、文学で戦争の悲惨さは十分知っていた。それでも、戦場に行けば家族を守るため戦おうと思ったし、特攻隊としての死に方も決めていた」という声。そんな証言を聞いてわかるのは、「夢を追いかけてた」、「戦争はおかしいと知っていた」という姿が今の私達と変わらないことでした。家庭・職場・地域などで政治の話はほとんどしなかったという空気も今と似ていると感じました。

 

■すべては絡み合ってつながっている

では、憲法と法律の違いは?と堀さんから質問です。「憲法は権力者が守らなくてはいけないもの。法律は国民が守らなくてはならないもの」が正解です。ドイツのヒトラーのように権力はときに暴走するため、それを縛るためにある憲法。「では憲法9条で誓う非戦を続けてこられたのはなぜでしょう」とまたまた質問。メンバーからは「アメリカの傘の下で守られていたかも」という声が上がります。60年前の安保闘争、沖縄の返還、そして、基地問題、小泉政権時のPKO派遣、湾岸戦争、911、テロとの戦い、国連の役割、そして、集団的自衛権、集団安全保障、安保法案。約2時間たくさんのキーワードの解説を聞きながらわかったことは、すべてが影響し合いながら、今へつながっているという事でした。

 

★ニュースは「連ドラ」。見続けてみよう

最後に「政治への不信感がある。私たちにできることは?」という質問が出ました。関心を持ち続けることだと堀さん。「連ドラにはまるのは、見続けるうちに、登場人物達がだんだんわかってきて目が離せなくなるとき。ニュースもそうですよ」と締めくくりました。

プロデュース :Haku Tomo

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