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「学校が好き」の理由を考えてみた『睦と二葵のしゅちょー』

2026/10/10 ▶ VIDEO

この動画の要点

全文書き起こし

睦美:こんにちは。睦美です。

二葵:二葵です。

睦美:今日は、最近の私の気づきをシェアしたいんですけど。私、学校めっちゃ好き系なんですね。中高も大好きだったし、大学も大好きだったし、小学校も言うて好き。思い出大好きだし。ずっと学校好きな人だったんです。でも、いろんな社会運動とかするようになって、やっぱり学校っていう場所があまり好きじゃなかった友達もたくさんいるし、なんで私こんなに学校好きなんだろうっていうのを、ずっとモヤモヤ考えていて。

睦美:私、帰属意識高いのかなっていうのを仮説としてここ数年持ってたんですよ。所属していた団体とか学校とかをすごく好きになりがちな性格なのかな、特性なのかなと思ってたんですけど、最近一つ要因としてあるなってピンときたのがあって、それをシェアしたくて。それが、自分はそういう学校とかいう場所で居心地悪い思いしたりとか、居場所がないなって感じるような属性じゃなかったから、楽しいと思えてたんじゃないかっていうのが、最近すごくハッとしたというか、気づくの今更かよって自分でも思ったんですけど、思っていて。

睦美:やっぱり私が活動してる中で会う友達、自分の中にももちろんマイノリティ性とかあるけど、ジェンダーがマイノリティ、LGBTQの友達だったりとかは、もしかしたら学校の中で「男女」ってすごく分けられるじゃないですか。授業もそうだし、名簿とかもそうだし。そういうのにすごく違和感を持って、学校に馴染めないというか、違和感を持ちながら通わなきゃいけなかった友達もいるだろうし。学歴とか進路とか、すごく言われるじゃないですか。国公立に行くことが全てだ、大学進学が全てだみたいな。そういう中で、私はすごく成績は悪かったけど、でも退学させられるようなことはなかったし、そういうのに追いつける脳をたまたま持って生まれただけで、自分が学校好きなんだよねって言えるのは、学校っていう仕組みにはまれる属性だった、たまたま、だけなんじゃないかっていうのを最近思ったという話です。

二葵:まあでもそうだよね、確かにね。そもそもとはいえ、最初の仮説、自分が帰属してたところに対しての愛着を持つっていうのは一つある気はする。睦美ちゃんって過去に所属してる場所を悪く言うとかあんまりないというか、すごく楽しかったみたいな話は聞くし。でも一方で確かに、すごくハッピーなことじゃない、嫌な、自分では変えられない属性によって嫌な思いをする経験がなかったっていうのはすごく最高のことだから、それは良かったなってことは思うし。一方で確かに、例えばいじめられてたとかさ、あとはそういうわけじゃなくても、つらい経験を学校の中でしてたとかだったら、いい思い出にはなり得ないし。それはそうだよね。

二葵:この時期それこそ8月、今ちょうど9月の頭、3日に撮影をしてるんですけど、夏休み明けって学校行きたくないってことで、若い子たちが自分で自分を殺してしまうという、そういうこととかも増える時期って言うじゃないですか。でも大人になってから、ちょっと私も今日話したいなって思ったのとすごく近いから話しちゃうんだけど、学校行きたくないなって感覚を、日曜日の夕方の夕日が下がってくるような情景を見るとすごく思い出すの、その感情を。でもとはいえ、どのタイミングでそんなに思ってたのかなっていう細かいことは思い出せないんだけど、あのザラッとした、今家族でこんなに楽しくみんなでゲームしてるのに、明日また学校か、みたいな。っていう感情があって。だから行きたくなかったら行かなくていいんだよってことはすごく思うし、でもそれが楽しかったら楽しかったで、それはそれでハッピーなことだから、それはそれでいいけどね。そういうのを学校って話聞くと出しちゃう。

睦美:強いて言えば小学校が一番そういうザラッとした感情があって。結構いじめとかある学校だったし、地元で有名な荒れ学校に通ってたのであったけど、でも言うてだな。多分それも、体育がすごい苦手なわけでもない、勉強がすごい苦手なわけでもない、ジェンダーとかで違和感を持つこともそんなになかった、決められた男女みたいな二元論でも別に違和感持つことがなく生きられて。で、他の障害とかも、自分の得意不得意はあるけど、それによって何かすごく嫌な思いするとか、差別されるとか、そういう経験をしてこなかったから、ちょっとザラッとするぐらいで済んでるけど。多分、私が行った学校が全然違う学校だったらまた違ったかもしれないし。

睦美:それって多分今もそうで、8bitNewsでいっぱい仕事させてもらってるから、そんなに8bitNews嫌い、あ、8bitNewsは、説明が足りなすぎた。嫌い系、急に出てきた(笑)。8bitNewsは、本当に私の不得意なことにすごくサポートしてくれていて、私、誤字脱字が多いんですね。何回も言ってるかもしれないんですけど。でおそらくメディアとかって誤字脱字多くていいわけないんですよ、絶対。だから、もし普通の最大手メディアとかに入ってたら、私はすごく「あ、やっぱりまた怒られる」みたいな思いをして通ってたかもしれないけど、8bitNewsは私の誤字脱字を対策するために、事前にゲストの方の名前のスクショとかを送ったら、堀さんが確認して「はい、今日は間違いありません」とか「はい、今日はここが間違ってますよ」とか。私、結構チェックのためにスクショして送ってるのに間違ってることいっぱいあるんですよ。ってぐらい苦手なんだけど、それをサポートするっていう形をとってくれてるので、出勤嫌だなとか思わずに今日も楽しくルンルンで来れるわけですよ。

睦美:そういう恵まれているってことをちゃんと忘れずにいたいし、自分がそうだったらいいやじゃなくて、じゃあ自分がそういうサポートを受けられた経験があるからこそ、みんながそこを好きになるような居場所ってどうやったら作れるんだろうとか、そういうのを考えるっていうことをしっかり私はやらなくちゃいけないんだなっていう、責任感じゃないけど、それをやりたいってすごく今は思ってるんですよね。(ちょけ)

二葵:さっきから自分の話終わるときちょっとふざける(笑)。真面目になっちゃったと思って最後ちょいちょい相殺してる。でも確かに、すごい雑な言い方をすると、恵まれた経験があるからこそ還元したいみたいな、そういうような感覚に近い気がしてて。ハッピーな時を過ごせたからこそ、同じように嫌な思いをする人がいるのであれば、そこに何かしたいみたいな。

睦美:だし、できれば個の属性、この子はここで大変だからこの子をサポートするっていうよりかは、組織の仕組みとして誰でも受け入れられるような、誰でも居心地悪い思いをしないような側(がわ)を作るをしたほうが、多分いっぱい救えるというか、いっぱいの人で楽しかった思い出とか共有できる気がしてるので、やっぱり側を変えたい。社会側をどうにかしたいし、一気に社会はできないから、自分が今後団体を作るとかそういう機会があったら、やりたいことがあるから、そこはみんなの楽しかった居場所というか、安心して通えた場所になるように、ちゃんとそういう考えを持っていたいなという。

二葵:なるほどね。でもそういう人がいる場所は安心感はあるよね、その周りの人たちからすると。一方で私、結構こういうコミュニティみたいなものとか居場所みたいなもの考えるときに、批評家の宇野常寛さんの庭の話の中によくしてる宇野さんの言葉が結構私の中にしっくりきてて。共同体ってものは否定しないし、居場所みたいなものは否定しないけど、そもそもそこに入れない、もしくは入りたくないと思ってる人たちがいるってことをまず知ったほうがいいと。その人たちを入れることが全て正解ではないんだみたいな、入らないという自由もあるっていう。これは私の解釈の自分の言葉であるから、しっかりちゃんと読んでほしいんですけど皆さんには。そこは、そうだなとちょっと思ったというか。

二葵:私も何かの場だとか、例えばそれが会社とか、何かに所属することでやっぱり仲間もできるし楽しいし、安心感がある。その楽しさも知った上で、一人で何かをやる自由さと、のびのびできる楽しさと、帰属してないことでちょっと肩の荷が下りる、責任はない、一人だから、みたいな。その良さ両方分かってるからこそ、入らないのも気持ちいいよねみたいな。フリーランスですしね、二人とも。そこもあるよね。ただ、入りたいのに入りにくい人たちの障壁をなくすっていうのはめっちゃ大事な気がしてて。その時に「うちらのこのコミュニティ最高だから」みたいなだけだったら、ちょっとつらい。まさにその側を変えて、その熱度の人もいればいいし、そうじゃなくてもゆるく繋がれる場所があるんだよっていう言葉を言ってくれる人がいるのは、すごく安心感ある。それが繋がるかも、安心っていう。

睦美:大前提、集まりたい人が来た場合においてって感じですね。無理に囲うとかではなく、何か共通のやりたいことがあった人が集まった時に、その場所がなるべく誰にとっても自分の属性とか立場とか関係なく好きだ場所だったって言える場所であるために、何ができるかってことを考えるのをやめずにいたい。

二葵:大事かも。なんかさ、すごい悲しい話でもあるし事実でもあるけどさ、睦美ちゃんがこうやっていろんな場とかイベントとかを作ったりとかしてくとさ、やっぱり今より、2024年の今よりも、じゃあ2030年の睦美ちゃんのほうがやっぱり有名で、人から見たら権威性を帯びてって思われる可能性があるじゃん。結局実績を積んでって、頼られて仲間が増えると。ってなった時に、睦美ちゃんがなりたい姿って多分今ないじゃん。だけど常にそこ考えてアップデートしていきますって言ってくれてる人がすごく信頼できるなって私は思うから、それを今こうやって口に出してる睦美ちゃんはすごくかっこいいなと思いました。

睦美:記録に残しておくことが大事ですよね。私がもしすごい権威的な人になっていた場合、すごいウハウハして、この動画を見せつけて「この動画が目に入らぬか」って。自分で言ってたよって、あ、そうでしたってなれるかもしれないから。ちゃんとにね。あと睦美ちゃんはそう思ってなくても、勝手に周りが「あ、久露米さん!いやー」みたいにどんどん神格化されてくとか、なるじゃん。でどんどん下の世代とか若い子たちが来ると、気を使われ始めたりとかもするだろうし。自分がそう思わなくても勝手にそう思われる、そこの難しさはあるよね。グレタ・トゥンベリとかその有名な例な感じしますね。彼女自身はすごく運動自体を誰でも参加できるものに、彼女自身もただの一人の16歳の人間だったのに、やっぱりメディアとかアクションに参加した人が大げさに崇拝するように扱ったりだとか、メディアが彼女がやったことみたいな、もっとたくさんの市民がいてできた大きな運動なのに、グレタが中心となって起こしたムーブメントみたいな見せ方をしたせいで、すごい人みたいになってる。多分彼女は望んでないけど。彼女自身はすごくいつもカジュアルにいるのに、映され方が全然違うみたいなところは起こり得るので、確かにね。

二葵:一方で全く注目されないと、知ってもらえなくなるじゃん。もしかしたら遠いところにいる誰かが仲間になって何かいいことが起きるかもしれないけど、発信力がないとできないみたいな。ってことはやっぱり発信力とかできる、知ってもらうってすごく大切なことだけど、そこの分岐点みたいなところというか、多分ずっとジレンマだよね、バランス難しいよね。

睦美:そんなこんな話していたらもう14分半ということで。私の気づきと大切にしたい思いという話でしたが。それこそ今皆さんがいる環境が自分にとってすごく居心地の悪い環境だったら、そこに留まる必要もないし、変えてもいいし、場所自体を変えてもいいし、伝えてもいいし、8bitNewsに相談して取材をさせてもらいに行ってもいいし。全然自分の心大事にして、という大きな結論で終わりたいと思います。ありがとうございました。

二葵:ありがとうございました。

概要(動画説明欄より)

市民メディア8bitNewsのメンバーであるArtivist黒部 睦(くろべ むつみ)とジャーナリスト構 二葵(かまい ふき)が、日々生きている中で感じるモヤモヤについて語る15分番組!2人で交互にテーマを持ってきて、YouTubeとSpotifyで約週1回ペースで配信します!!📡⚡️

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