この動画の要点
- 「アクティブバイスタンダー(行動する傍観者)」とは、ハラスメントなどの場面において、当事者(加害者・被害者)以外の第三者でありながら、何らかの行動を起こす傍観者のことを指します。
- 二葵さんは、場の空気を壊さないように配慮しつつ、笑いを交えながら少し突っ込みを入れることで、ハラスメントに対して無言でやり過ごさない方法を実践しています。
- 睦さんは、言葉で伝えるのが難しい場面でも、表情(顔)を使って違和感や「モヤモヤ」を周囲に伝えるアプローチをとっており、それが周囲の気づきや対話のきっかけになっています。
- 二人とも、強い言葉で相手を批判・排除するのではなく、それぞれのキャラクターに合った「緩やかな伝え方」を模索し、実践することの大切さを語っています。
全文書き起こし
二葵:じゃ、こんにちは。
睦:こんにちは。
二葵:カマイです。
睦:あ、クロベです。
二葵:あ、タイムです。
睦:タイムレス?
二葵:タイムレス(笑)。タイム測るの忘れてました。タイムです。
二葵:ということで、お久しぶりのしゅちょー(主張)なんですけど。あの、表参道スタジオに変わりました。
睦:お、表参道だ。
二葵:そう、前回はね、乃木坂ラストですってことで、地べたに座ってやってたんですが、表参道スタジオからお届けということで、その1回目。今回のテーマは「アクティブバイスタンダーになりたい」。
睦:アクティブバイスタンダー?
二葵:すごい、なんか教育テレビのお姉さんみたいな。「ん?」
睦:なんですか、それは。
二葵:これは、いわゆるハラスメントとかがあったときに、当事者とか、加害者・被害者みたいな言い方するかもしれないけど、どちらでもなくて、傍観者、第三者なんだけど、行動をする傍観者、みたいな言われ方をしていて。要するに何かが起きてます。例えば睦ちゃんが誰かにハラスメント的な発言をされてるなって見たときに、「いや、良くないよね」って思うのにとどまるだけじゃなくて、ちょっとアクションを起こして、「でもそれってハラスメントじゃないですか」って言うとか、そうじゃなくても然るべきところにそれを伝えるとか、何か行動をする人のことをアクティブバイスタンダーって言い方をして、そういう動きを広げていきましょうねっていうのが、今少しずつ広がってきている概念で。私はすごくそれって素敵だし、そういう人が仮に自分の職場だったりコミュニティにいたら心強いなって思うのと同時に、これまでもしゅちょーで話したけど、結構難しいんじゃないかなって思うんですよ。
睦:うん。
二葵:そこをちょっと改めていろいろ話したいなと思って。
睦:嬉しい。
二葵:そうなの。
睦:思ったより結構話してますよね。
二葵:この話は結構してると思う、多分。
睦:なんか「嫌」ってどうやって伝えたらいいんだろうとか、笑えない飲み会でどうしたらいいんだろうとか、いろいろ話してきましたよね。
二葵:わかる。そう。で、改めて、とは言えやっぱり物を言うことの大切さを感じる一方で、私は今思ってるんですけど、2026年の夏のカマイはですね、やっぱりハラスメントに対して無言でいるのは嫌だ、自分としては嫌だ。だけど、空気を悪くしない方向で、良きような形でまとめられる方向に行けたらいいなって思ってる段階なんです。
睦:うん、うん。
二葵:変な話、例えば加害者の人に対して「それおかしいでしょ、ダメ」っていう風にパージするという方法ももちろんある。ケースによっては必要な場合もあるけれど、今までのこれを振り返ると、悪意があって言うパターンじゃないのがやっぱり多いなって思うんですよ。
睦:うん、うん。
二葵:だから、なんとなく気づいてもらう、みたいな移行だったり、家に帰ったときに「あれ、もしかして自分、ちょっと良くないこと口走ったかな」っていう、ちょっとした引っかかりを残して帰ってもらうだけでも、なんか違うんじゃないかなって思って。今私はそういう形を模索したいなと思ってるんですけど。睦ちゃんはこの間、2024年くらいからこのテーマでずっと話してて、睦ちゃん自体もいろんな変遷をたどってる気がするけど、どういうあり方でアクティブバイスタンダーになりたい、どうですか。
睦:いや、でも、めっちゃ分かります。その、何もしないのは無理だけど、場の空気壊したくないのはめっちゃ共感。
二葵:うん。
睦:なんか、ね。え、でもめっちゃ、そうだな。難しいですよね。
二葵:そうなんだよね。
睦:いや,なんか、その人、うん。だからなんか、あえて、なんか空気悪くするみたいな方法もあるし、それもめっちゃいいけど、なんか自分の、なんかエゴ的にも、その、私のこと嫌いになられたくない、とかもある、正直。
二葵:うん、うん、うん。
睦:とかあるので、なんかやっぱ空気壊さないけど、なんか、やっぱファニーに指摘する、みたいな方向で考えがち、今の私は。だし、最近の、この春夏くらいのクロベのブームとしては、顔。
二葵:うん。例えば?
睦:例えば!
二葵:例えば(笑)。
睦:例えばね(笑)。なんか自分で意識的にやってるのか、無意識にやってるのか、なんか微妙なラインなんですけど、なんか「おや?」みたいな思ったときに、変な顔をしてます、多分。
二葵:あー。
睦:もう分かりやすいぐらい、「え?」って言ってるぐらい、顔で「え?」って言ってます。
二葵:はい、はい、はい。それは伝わってるの?その言ってる人に。
睦:うんと、伝わってることもあると思うし、言ってる人じゃなくて、あの、見てる人に、「あ、こいつモヤってるな」って伝わるような顔をしてます、多分。
二葵:あの、詳細は言わないけど、なんかそういう会、大きな大人数で集まってるときとかに、睦ちゃんがそういう顔をしてるの、確かに見たことある。
睦:ですよね。
二葵:うん(笑)。
睦:結構無意識だけど、無意識にそうなるように意識したんだと思います。
二葵:はい、はい、はい。
睦:それが今の自分の精一杯。
二葵:あ、でもいいかもね。なんか周りの人に「私はこれに賛同してないよ」「この空気には乗ってないよ」っていうのを見せるっていうのも、一つのやり方かもしれない。
睦:なんか言葉だと伝わりすぎちゃうし、その言葉をどう理解してるかって人によって違う。だから「やめなよ」がすごい強い言葉に聞こえる人もいれば、そんななんかファニーに言ってるなぐらいに伝わる人もいるから、言葉だと、なんか自分の思ってる以上に伝わっちゃうこともあるから、顔。
二葵:うん、いや、わかる、わかる。でもそれ結構効果的な気もしていて。っていうのが、なんかこのしゅちょーの再生リストを、こないだ睦ちゃんとアナリティクスというか分析を見たうんですよ。で、どんな人たちが観てくれてるのかな、聴いてくれてるのかなって見たとき、YouTubeで見ると、結構なんかこう、私たちと同世代の女性っていうよりも、ちょっと上の世代の男性が、実は結構多かった。
睦:うん。
二葵:ってときに、なんでこんなに観てくれてるんだろうって考えたら、意外と私たちが常に強い言葉でお互いを批判し合ったり、お互いじゃなくても社会に対して「これやろう」とか云々っていうのを、意外と言ってないから、聞きやすいというか、聞き入れてくれてるのかなっていう仮説をね、話してたんだよね。
睦:うん。
二葵:っていうときに、やっぱりなんかこう、いろんな方法はあるけど、私たちに合ってる方法は、多分なんかこう、みんなと、なんか緩やかに伝えていく。敵対しない、だけどちょっとだけ「ん?」みたいなことで察していくじゃないけど、っていうのが合うのかなってことも、それを見て思った。今日話したかったみたいなところの一つのつながりでもあったりして。ちなみにカマイさんは、今んとこどういう行動を起こしてることが多いですか。
二葵:私は、それこそちょっとこう笑いながら、「いやいや、でもそうじゃない、なんとかじゃないですか」みたいな感じで、なんかちょっと、ちょっと突っ込む。
睦:うん,うん、うん。
二葵:は、やっていて。で、なんか私の多分キャラクター的に、結構なんかこう、「あ、こんにちは」みたいな、なんつうの、ちょっと砕けてる感じで接することが多くて、それは年上年下関わらず。だから、なんか逆にやりやすい。「いやいやいや」みたいな感じで突っ込んでるよ、みたいな。
睦:うん、うん。
二葵:いうのが、逆に言うと私の今の精一杯で。例えば、もしかしたら人によっては、こう笑わないで真顔で「いや、それ違くないですか」って言う方法も多分あると思うんだけど、今の私のパーソナリティでそれをやってしまうと、普段との落差が違いすぎて、多分ものすごくこう刺してるように強烈に受け取られるだろうなって思うから、そうじゃないやり方をしてるけど。まあね、それが果たして正解かはわかんない。
睦:でも私、カマイさんがいないところで、カマイさん、なんか「こういうこと言ったらカマイさんにこう言われちゃったんだよね」って、あの、反省してる人会ったことあります。
二葵:えー!(笑)
睦:ちゃんと伝わってた。しかも、角の生える反省とかじゃなくて、「って言われちゃった、気をつけなきゃ」みたいな感じで、程よく伝わり方してる人会ったことあります。
二葵:そっか。あ、でもなんかその人はその人で、なんかすごい良い人だね。
睦:いや、本当にそう。
二葵:なんかさ、変な話、逆恨みじゃないけど、「なんなのあいつ、なんか生意気で」ってなってもおかしくないじゃん。ありがとうございますって感じ。
睦:めっちゃ、良かったなと思います。
二葵:すごい。ありがとうございます。
睦:私、なんか私、カマイさんのそのプチ突っ込みみたいなやつめっちゃ好き。
二葵:本当に?なんか睦ちゃんといるときにあったっけ?そういうの。
睦:なんか、その、えっと、なんか「おや?」みたいな発言をした人に直じゃないけど、なんかそういう発言があったあとに、なんかちょっと周りの人たちに聞こえるぐらいで、「え、今なんでこういう表現したんだろう」とか言うのを、ボソッと言ってるの結構おもろい。
二葵:言ってたっけ?(笑)
睦:そう。
二葵:「今言う必要あった?え?」みたいな(笑)。
睦:そう(笑)。それは多分、なんか救われてる人もいると思う。なんか「おや?」って思ったけど、なんか自分がおかしいのかなとか思ってる人にとっては、「あ、やっぱちょっと違和感持ってもいいよね、今のやつ」みたいな、思える存在になってる。
二葵:ありがたい。でも確かに。でもさっき睦ちゃんが言ってた、その直接本人には伝わらなくても周りの人たちにその顔でこう伝えるっていうのは、やっぱあるよね。なんか、変な話、ちょっと怖さもあって、自分の保身ももしかしたらあるかもって思うんだけど、なんかそういう大人数の場で何かそういう「え?」って発言があったときに、「何もアクションしなかったよね、こいつは」っていう風に思われることもちょっと怖いというか。
睦:うん、うん、うん。
二葵:なんか、普段なんか綺麗なこと言ってるくせに、実際に何かあったとき何もしてないじゃんっていう風に思われるリスクもあるわけじゃない。で、そもそもなりたい自分として、ちゃんとそういうことも「おかしいよね」って言える人でありたいっていう理想もあるけど、やっぱそういう見え方みたいなところも多少気にしている。なんか綺麗じゃないけど。
睦:あ、でも全然私も、あります。
二葵:ある?
睦:多分、うん。なんか、なんか思ってるけど、言え、なんか言葉が出てこないとき、顔ってすぐ出せるから。顔ってめっちゃ、なんか瞬発力。
二葵:確かに(笑)。瞬発力が高い。
睦:そう、顔早いから(笑)。
二葵:でも睦ちゃんは本当に表情筋が柔らかくて、おもしろいよね。
睦:なんか、おもしろいんですよ。その、なんか、すっごい睨んだりとかじゃなくて、変な顔してるから、あの、突っ込みやすい。多分、「おや?」って思ったけど自分の言葉で表せないとき、私の顔を突っ込むっていう方法で、なんかその場に「今なんかおかしい発言ありませんでしたか」っていうのを広めることも可能だと思う。私の顔を通じて。
二葵:はい(笑)。
睦:私を顔を突っ込むという行動を通じて。
二葵:すごい。睦ちゃんの顔がメディアになってるんだ。
睦:そう(笑)。
二葵:媒介してんだ、そこで(笑)。
睦:顔という媒体でね(笑)。
二葵:顔という媒体で(笑)。
睦:伝えてますから(笑)。
二葵:いや、でも確かに睦ちゃんと実際リアルで会う機会がある人たちは、顔を見てほしい。観察してほしい。
睦:はず。
二葵:そう、静かにいろんな顔をしてるし、でもなんかこの、アクティブバイスタンダー的な観点じゃなくてもさ、なんか普段からなんか誰にも見られてないのにいろんな顔してるときあるよね(笑)。
睦:私、本当にすっごい顔動いてますよ。あの、返信の絵文字と同じ顔してちゃんと打ってるし、1人でも。だからマジで駅とかでも、ニコニコしたり怒ったりしてると思います。
二葵:おもしろ。
睦:本当に分かりやすい。
二葵:おもしろ。いや、でもそう、そう。でもそれに本当に救われてる。
睦:本当ですか?
二葵:と思う。
睦:よかった。
二葵:そう。いや、睦ちゃんのその表情。あ、だから過去のしゅちょーとかも見てほしいんだけど。まあ、なんかそれは、なんか喋ってる相手を突っ込むとかっていう意図に限らず、「これどういうことだろう」とか本当にわかんないなとか、「え、それ変じゃない?」とか、逆に「おもしろいこと言ってんな」ってときにニヤニヤしてるとか、本当に睦ちゃんの顔だけがめちゃくちゃ百面相になってるから、そこを見てみてほしい。
睦:うん。
二葵:いや、本当に顔でめっちゃ伝えてますよね。突っ込んで、みたいな顔に書いてありますよね。
二葵:そう。で、なんか睦ちゃんが編集になってるから、ちゃんとそれを、ちゃんと残してくれてるから(笑)。ありがたい。そう、そう、そう。ちゃんと「クロベ今、なんかちょっと変な顔してます」っていう。
睦:メディアだからね(笑)。
二葵:メディアだからね(笑)。
睦:でもなんか結構その、ちゃんとそのメディアに出てたときに、顔で突っ込まれて話題振られる、という手法をとってました。
二葵:あー、なるほどね。
睦:なんかみんなが盛り上がってる、なんか内輪ネタとかで盛り上がってるときに、1人だけ、なんか、みたいな顔してて、「クロベさん乗れてないから」とかで、私にパスを回す、みたいな。
二葵:はい、はい、はい、はい。
睦:やったりとかしてましたわ、そういえば。
二葵:あ、じゃあそういうのも一つのスキルなんだね。
睦:顔というスキル。
二葵:顔というスキル(笑)。ちょっと何か、すごい気に入ってる。
睦:そう、顔というメディア。顔媒体おもしろすぎる。
二葵:顔媒体おもしろすぎる(笑)。
二葵:まあ、そんな感じで、だからこのアクティブバイスタンダーっていう名前は、多分これからもっともっと広がってきて、みんな耳にすることがあると思うんですけど、まあ今みたいな感じで、なんかこう、肩肘張って「絶対戦うんだ」みたいな形じゃなくても、なんかこの、もしかして誰かの悪口を言ってる中で、ちょっと空気を変える表情とか一言突っ込みをしてみるとか、「いや、私はどうなのかな」って、その疑問を呈する一言をボソッと言うだけでも、流れを変えられるとか。
睦:うん、うん。
二葵:そういう効果もある気がするので、なんか気軽にみんなも「レッツトライ」みたいな気持ちで、お話しできたらなと思いました。
睦:確かに。気軽にレッツトライですね、マジで。
二葵:ね、マジで。
睦:自分なりの。
二葵:そう、そう、そう。睦ちゃんは顔、私はちょっとした突っ込み。
睦:睦ちゃんは顔(笑)。
二葵:はい(笑)。
睦:はい(笑)。
二葵:はい。ということで、また、ちょっと多分このテーマは一生私たち多分ついて回るし、多分2年前のときと、まあ今後、多分変わってくると思うのね。
睦:いや、マジで2年前の、なんか「嫌」ってどうやって伝える、みたいなやつの、なんかうちらなりの答えみたいなやつ、今聞くと、「甘いな」って感じ。
二葵:わかる(笑)。そう。そうそうそう。
睦:そう。
二葵:そうなんだよね。まだまだ甘いな、みたいな。
睦:そう。
二葵:わかるの。だから多分2年後とか撮ったら、「え、まだ甘いな」って思うかもしれない。
睦:まだ顔やってんの?って(笑)。
二葵:言ってるかもね(笑)。だから、変遷するものなので、ちょっとログとしても残しておきましょう。
睦:そうですね。
二葵:ということで、また来週見てください。お願いします。
睦:お願いします。
概要(動画説明欄より)
市民メディア8bitNewsのメンバーであるArtivist黒部 睦(くろべ むつみ)とジャーナリスト構 二葵(かまい ふき)が、日々生きている中で感じるモヤモヤについて語る15分番組!2人で交互にテーマを持ってきて、YouTubeとSpotifyで約週1回ペースで配信します!!📡⚡️
番組公式アカウント📻
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