広島市の病院に勤務していた理学療法士の女性が妊娠後に降格されたのは男女雇用機会均等法に違反するとして損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第一法廷は2014年10月23日、「妊娠のきっかけの降格は、自由意志に基づき女性が同意した場合や、事業主に特段の事情がある場合を除き、違法で無効」とする初判断を示した。
それを受けて、被害女性を支援した小酒部さやか「マタハラNet」代表や圷(あくつ)由美子・弁護士や新村響子・弁護士、12年前に妊娠を理由に職場を解雇され、裁判に訴えて 勝利和解した宮下浩子さんが、事業主側が妊娠・出産した女性従業員に降格などの不利益な待遇をする「マタニティーハラスメント」に関する記者会見を日本外国特派員協会にて24日、行った。
●インデックス
・圷由美子・弁護士(4:30-)
・小酒部さやか「マタハラNet」代表(8:05-)
・新村響子・弁護士(14:48-)
・宮下浩子「マタハラ」被害者(21:30-)
・小酒部さやかサン(31:10-)
・質疑応答(36:20-)