この動画の要点
- 2024年10月16日、ヨルダン川西岸で過激なイスラエル人入植者の集団が、パレスチナ人やワシントン・ポスト紙の女性写真家を襲撃しました。
- 覆面をした約50人の男たちが投石器や暴力を用い、写真家を地面に突き倒して数十回蹴りつけるなどの激しい暴行を加えました。
- 被害者は防弾ベストとヘルメットを着用していたため命を取り留めましたが、カメラや携帯電話などの機材はすべて奪われました。
- 負傷した写真家はパレスチナ人の同僚や医療スタッフによって救出され、現地の病院で治療を受けています。
- 写真家は、入植者による暴力が野放しにされている現状を「テロ」と非難し、法的な追及が行われないことへの強い懸念を表明しました。
全文書き起こし
ジャスパー・ダイヤモンド・ナサニエル(撮影者): ほら!ほら!さあ立って!立って!
ハイディ・レヴィン(ワシントン・ポスト写真家): 立てない……全部奪われた!全部奪われた!
ジャスパー: 大丈夫、大丈夫。大丈夫か?
ハイディ: だめ、だめ……。
ジャスパー: 来る!やって来る!走って!走って!さあ走って!走って!
ハイディ: 走れない……。
ジャスパー: さあ走らないと!
ハイディ: 走れない……。
ジャスパー: さあ早く!肩に腕を回して。
ハイディ: 死なせて……無理、無理、無理……。
ジャスパー: だめだ!誰かここを手伝って!彼女を後ろへ運んで!
(場面転換:病院にて)
聞き手: 早く回復することを願っています。
ハイディ: ありがとうございます。
聞き手: 今日何があったのか教えてください。
ハイディ: まず、ここにいる皆さんと同僚たちに感謝を伝えたいです。皆さんの多くとは何十年もの付き合いになりますが、いつも本当によくしてくれています。今日も皆さんが本当に親身に世話をしてくれています。
ハイディ: 本当に……実は昨日も、息子のマイケルと話したのですが、彼はいつも「一番怖いのは、お母さんが入植者に殺されることだ」と言っていました。昨日もちょうどその話をしていたのです。私は3週間いたウクライナから2日前に戻ったばかりです。この地の紛争を取材して30年以上になりますが、こんな残酷な暴行を受けたのはこれで2度目です。15年前にも、ハヴァト・ギラドの外で軍と警察の目の前で襲われました。
ハイディ: 今日も残酷な暴行を受けました。遠くの丘の上に男たちが見えたのです。少なくとも50人はいたと思います。皆、顔を覆っていました。私は100〜500ミリの望遠レンズを使っていたので、覆面をしているのが見えました。投石器も持っていました。男たちが駆け下りてきて、私は襲われ、地面に突き倒されました。幸い防弾ベストとヘルメットを着けていました。そうでなければ今ここにはいなかったでしょう。彼らは何度も何度も私を蹴り続けました。たぶん50回くらいは……。
ハイディ: そして10分ほど経った頃、男たちは私を立ち上がらせようとして、また地面に突き倒し、蹴り続けました。私はカメラやポーチを必死に手放さないようにしていました。携帯電話もひもで首から下げていましたが、結局すべて体から引きちぎられ、それでも蹴られ続けました。
ハイディ: 次に気づいたときには、パレスチナ人の同僚たちに救い出され、医療スタッフが救急車で搬送してくれました。まずアブ・ファラの医療センターへ運ばれて診察を受けてから、こちらの病院に来ました。それが起きたことです。彼らはその前に、畑に火を放っていました。
聞き手: 早くよくなってください。
ハイディ: ありがとうございます。男たちの親に一つ伝えたいことがあります。どうしたらあんな怪物に育てられるのか理解できません。本当に、正直な気持ちです。私は実際に彼らの行動を目にしてきました。家族連れを襲う姿も。そのことは最近も記事で伝えました。私自身、親として、どうすればあんな怪物に育つのか理解できず、本当に恥ずかしく思います。人間ですらありません。そうです、彼らはユダヤ人のテロリストです。この国の人々全員の評判をひどく傷つけています。そして残念ながら、誰もが彼らがどういう人間なのかを見ています。悲しいことに、誰一人起訴されないでしょう。私はそう確信しています。
概要(動画説明欄より)
「死なせて」――襲撃直後の救出現場で発せられた言葉。
入植者に襲われた米紙写真記者ハイディ・レビーン氏の救出映像と、病院での証言を日本語字幕で伝えます。
2026年10月16日、ヨルダン川西岸のアブ・ファラで、オリーブの収穫を取材していたレビーン氏が入植者から暴行を受けました。
病院では、地面に倒されて繰り返し蹴られたこと、カメラや携帯電話を奪われたこと、パレスチナ人の同僚や医療スタッフに救われたことを証言。「防弾ベストとヘルメットがなければ、今ここにはいなかったでしょう」と語りました。
さらに、息子が以前から「一番怖いのは、お母さんが入植者に殺されることだ」と話していたことを明かしました。襲撃の前日にも、その会話をしたばかりだったといいます。
【チャプター】
0:00 襲撃後の救出現場
3:18 病院でのインタビュー
3:53 息子が抱いていた不安
4:34 襲撃時の状況を証言
6:33 襲撃者への言葉と責任追及への不信
※映像には負傷者と切迫した救出場面が含まれます。
※聞き取りが確定できない箇所は、字幕に[聞き取り不明]と表示しています。
【映像・証言の出典】
・Jasper Nathaniel投稿
https://x.com/infinite_jaz/status/2111033298201825672?s=20
【関連報道】
The Washington Post
Reuters
ABC News
Committee to Protect Journalists(CPJ)
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#ヨルダン川西岸 #ハイディレビーン #報道の自由
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