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リオパラリンピック結団式・壮行会 伝えたい、障がい者スポーツの力

2016/08/03 ▶ VIDEO

日本パラリンピック委員会(JPC)は8月2日、東京・千代田区のホテルで、リオデジャネイロパラリンピック競技大会の結団式・壮行会を行った。

 

相模原市で起こった障がい者殺傷事件から一週間で行われた結団式。日本パラリンピック委員会の鳥原光憲会長のあいさつの冒頭で犠牲者への黙とうがささげられた。

 

鳥原会長は、「われわれは長年、スポーツの振興を通じて障害者の自立と社会参加を促し、共生社会の実現につなげる活動を行ってきた。半世紀を超える歴史と障害者スポーツの発展とともに共生社会への意識が一段と高まってきたなかで、偏見に起因する凶悪な事件が起きたことは断じて許すことができない」と事件について述べた。

 

リオパラリンピックで旗手を務める車椅子テニスの上地結衣選手も事件に対しての心境を聞かれ、「自分たちがまだまだ、障害者スポーツだったりとか、その良さというものがを伝えられていないんじゃないかなというのを痛感したような事件であったので。テレビを通してになりますが、自分たちのプレーであったりだとか、活躍を通して、応援してくださる方に、良さというものをもっともっと伝えていかなければいけないなという風に感じました。」と答えた。

 

一方で、アンドレ・アラーニャ・コヘーア・ド・ラーゴ駐日ブラジル大使館特命全権大使は、「皆さまがブラジルに行かれましたら、ブラジルにとって『統合』と『インクルージョン』というのがブラジル人にとってキーコンセプトであることがご覧いただけると思います。我が国は『分裂よりも調和、分離よりも統合がすぐれている』という考えを前提とする国です。」とメッセージを伝えた。

 

結団式後に行われた壮行会では、選手127名と監督やスタッフらが競技を超えて交流し、「チームニッポン」としての団結力を高めた。また、エスコートキッズや未来のパラリンピックを目指す子供たちからの激励を受け、日本代表として戦う決意を新たにした。

 

日本代表選手団の団長を務める大槻洋也さんは、「皆様のリオでの活躍を見て、もしかすると4年後、今日エスコートしていただいた子供たちは東京でボランティアをしているかもしれない。そして壇上に立った未来のパラリンピックを目指す子供は、もしかしたら日本代表選手になっているかもしれません。やはり子供への周知というか、広報、知ってもらうことが一番大事だと考えます。ぜひリオでは良い活躍をして良いパフォーマンスをしたいと思っております。」と選手たちへの期待を語った。

 

パラリンピックは現地時間9月7日から18日まで行われる。

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