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政治

【総選挙2014・争点の現場「沖縄米軍基地」】沖縄県知事選から問いなおす。――選挙から疎外される人たち 

2014/12/11 ▶ VIDEO

前回に引き続き、選挙について考え直します。

先月11月16日の沖縄県知事選を、私たち8bitNewsの学生インターンたちは取材しました。取材の中では、街中を歩く人達へのインタビューを、生中継を通して行ったり、翁長氏当選の様子を生中継したりしました。
そうしたなかで、私たち学生は「選挙をやる意味とはなんだろう?」という根源的な問いに、度々直面することになりました。今回は前回投稿された記事に引き続き、「選挙に疎外される人々」という観点から、選挙の意義について再度考え直してみたいと思います。

まずはこちらを御覧ください。

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これは、私たちが投開票日当日に行ったシール投票の結果です。いくつかのものは条件投票であったため注意が必要ですが、何よりも私たちが驚いたのは、今回当選した翁長氏が強調していた「県外移設」に投票した人が、たったの一人しかいなかったということです。これはいったいどういうことを意味するのでしょうか。

沖縄国際通りで出会ったとある女性は、「普天間基地は現状維持がいい」と話しました。
親戚や知り合いの中に、米軍基地で働いている人がたくさんいるからだそうです。

またある男性は、「即刻国外退去させるべきだ」と話しました。
翁長氏は県外移設に加え、国外移設にも触れているものの、あくまで県外移設を目指してゆくように伺えます。

このように、今回の取材を通して私たちは、「普天間基地、県外Yes/No」という区分の中には集約できない意見が、たくさんあることを知りました。インタビュー中に行ったシール投票の結果は、そうした「こぼれた声」が現れた結果だと思います。(そして細々と書かれた投票の”条件”は、この4つの区分さえも、細かな意見を拾いきれないということにを表していると思います)

今回の衆院選は、「アベノミクス解散」だと言われています。実際私が安部首相の演説を取材しに行った際も、主張の大半はアベノミクスの功績についてでした。「アベノミクス、YesかNoか」。首相はそんな問いかけもしていましたが、それだけでは今回の沖縄県知事選と同様に、細かな意見を拾いきれないことになりかねません。また争点を一本化することによって、拾われない意見もたくさん出てくることでしょう。

とはいっても、細かな意見をすべてまとめきることも、また難しい…。
そんなことを考えていると、やはり「選挙とはなんだろう」という問いかけが、頭のなかをぐるぐるするようになってしまいました。

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