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国際

実弾発砲から一夜空け、香港各地で続く抗議活動

2019/11/13 ▶ VIDEO

11月12日。実弾発砲があった昨日に引き続き朝から、各地でストライキが行われた。

陣地戦ではない為、デモ隊の姿は発見しにくく一般市民がいる中で、今日も催涙弾が何発も放たれた。デモ隊による破壊行為や道路封鎖の行為は許される行為ではないが、彼らは捕まる覚悟を持ち罪を償う覚悟で戦っている。そこには平和的に抗議活動をしても一切の耳を傾けない政府の姿勢に対して「聞いてほしい」という切なる思いと、強引な法律や、過度な武力行使による抑圧にたいする抗議、そして、他国に対しての SOSなのだと思う。

午後16時過ぎ、セントラルでまた催涙弾が発砲されたとのこと。急いで現場へ行くと路面電車が運転停止しており、警官隊と一般市民との言い合いになっていた。

そして、一般市民に向けて、催涙弾とゴム弾を発砲し威嚇しながら後退する警官隊。去り際にデモ隊がいない一般市民と記者に向けて散弾式の催涙弾を数発投げつけて、17時頃退去していった。(散弾式の催涙弾の中には10発ほどの催涙弾が入っており、爆発と共に催涙弾が飛び散る)その際に女性記者が1名負傷。警察側も日々のストレスでリミッターが切れかけているのだろうか、最後に放った散弾式催涙弾は、市民から言われた警察への非難に対し、怒りの発散のようにも感じた。

また、中文大学では昨日から異常事態が起こっており、絶え間なく警官隊と学生が戦っている。

無数の催涙弾が構内に発砲され、多くの逮捕者がでている。

なぜ今中文大学がここまで異常事態とも思える状況になっているのか?

現地の情報によると、中文大学内に香港のネットワークの8割を占めている大型通信機があり、香港のインターネット管理を大学内で行っている。警察はそのネットワークをコントロールする為、またデモ情報と発信者を探す為に大学への侵入と攻撃をしている可能性が高いとのこと。

これにより、言論の自由がさらに奪われるのだろうか。

また、政府は今日公安令の元では、学校は私有地ではない為令状がなくても逮捕することが可能と発表。警察と同大学校長の話し合いがなされても攻防は終日続き、今日だけで60人以上の逮捕者がでている。

11月11日に実弾発砲があった現場(西灣河)では、引き続き市民、デモ隊が警察に対して抗議活動が行われていた。そんな中で何人かのデモ隊、市民に話を聞くと、「警察は大きなミスを犯した。」「僕たちは怖いけれど、仲間がいる。彼の為、未来のために戦う」「政府が僕たちの声を聞かないことで、このような事態になっていること。僕たちの10代の若者の未来に価値はない。だから戦う」と。夜22時なると撃たれた交差点に多くの人が集まり、戦う意思の確認、そして香港の復活を願うスローガンが叫ばれ、デモ隊が動き始めた。

今、また香港が大きく変化しています。この数日で、毎日のように記者の負傷のニュース、平日昼間の一般市民に向けての発砲、実弾発砲、中文大学での異常な攻防、そして今まで支援側にいた人たちがスーツ姿のまま抗議活動に参加している様子。改めて今の香港の内戦化していること、香港の未来に、不安と恐怖を覚えました。

また現場で待機しているとFirst Aidの方がメディアのためにハンバーガーの差し入れをしてくれ、通りすがりに「気をつけてくださいね。ありがとうございます」と声をかけられ改めて香港人の結束と、助け合い、優しさに心が温まり、彼らは決して大きな力に飲み込まれてはいけないと思いました。

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