2019/02/25 地域
桂島海苔生産 浦戸合同会社

浦戸諸島(うらとしょとう)は、日本三景の松島湾にあり、桂島、野々島、寒風沢島、朴島の4つの島からなり宮城県塩釜市が管轄する離島です。



今回取材した桂島は、桂島地区と石浜地区からなり東日本大震災前(2011年2月住民基本台帳調べ)の人口は289人であったが現在は159人(2017年3月住民基本台帳調べ)以下に減少し高齢化と過疎化が急速に早まってしまっている。島の主な産業は海苔養殖・加工業と観光業であり夏の海水浴利用者は近隣の塩釜、多賀城市はもとより仙台市などからのファミリー層の利用客が多く昨年の夏も多くの人で賑わっていました。



東日本大震災の後個人の海苔生産者さんは再建する段階で資金面や人員などの問題解消のため協業での運営をすることとなり桂島では1団体が協業で海苔養殖と生産加工を営んでいます。又人員不足解消の為支援制度として導入した「地域おこし協力隊」の方々も現在では欠く事のできない戦力となっているようです。


 


〈編集後記〉 昨年の5月から撮影が始まり島の人たちとも冗談話などできる立ち位置になってきたところですが今まで女性の方から高齢化と過疎化について意見を聞けないところでしたが今回、浦戸合同会社の内海さんから率直な意見を聞くことができ一歩前進した取材となりました。

 

プロデュース :今野勇次
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