2017/02/14 地域
【日本の伝統シリーズ】いわき市中之作 つるし雛飾りまつり2017 〜 津波被害を受けた築200年の古民家から再生へ 〜

2017年2月6日 福島県いわき市中之作川岸地区で開催されている
『つるし雛飾りまつり』を訪れてみました。
こちらのイベントは港町に賑わいを取り戻そうと、ちりめん細工教室を
行っている『ままや』さんが始められて今年で13回目になるそうです。
現在はちりめん細工教室 ままやさんとNPO法人 中之作プロジェクトの
皆さんにより開催されています。

開催場所は築200年の古民家【清航館】さん。
東日本大震災でこの辺りも地震や津波の被害を受けてしまい
震災復旧の解体助成によりまだ使える価値のある古民家も解体撤去が
進み始めていました。しかし貴重な建物や町並みを少しでも後世に伝え
残したいと立上がったNPO法人 中之作プロジェクトの皆さんにより、
こちらの築200年の解体予定だった古民家を修復し、町のシンボルとして、
また地域のコミュニティの場(レンタルスペース)として活用することを
目的として設立され、つるし雛飾りまつり以外にも落語会や和楽器演奏、
しめ縄作りや蕎麦打ち体験など和に拘ったイベントを定期的に開催して
いるそうです。

 


つるし雛の風習は江戸時代から始まったとされ、当時とても高価だった
雛人形はなかなか庶民の手には届かなかった為、生まれて来た女の子の
幸せと『衣食住に困らないように』という願いを込めて小さなお人形を
みんなで一つ一つ丁寧に作って持ち寄り、吊るして飾るようになったのが始まり。

そのお人形達は色とりどり、様々な形がありますが、それぞれに意味があり
例えばサルは「難が去る、災いが去る」等の意味があったり、赤には魔除け、
厄よけの意味、そして唐辛子には可愛い娘とお雛様に悪い虫がつかないように
というような意味があり、今年の干支である鶏(にわとり)は1日の始まり
である朝を招き、滋養がある「卵」を産むこと等から古来縁起のよい鳥と
いわれている為、長寿や健康を願って飾られているそうで、このように
それぞれに意味があるそうです。
どんな飾りがあるか、一つ一つの意味を調べてみるだけでも面白いと思います。


因みにこちらのイベントは今年は2月4日〜6日まで開催されましたが、
つるし雛は今後2月20日〜3月3日まではいわき市内にある
アクアマリンふくしまさんで展示されるとのことなので、
行かれた方は是非こちらもご覧になってみてください。


アクアマリンふくしま  つるし雛イベント詳細はこちら
http://www.aquamarine.or.jp/news/event/2014/2014doll-festival.html

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NPO法人 中之作プロジェクト
https://www.facebook.com/ZhongZhiZuopurojekuto


いわき経済新聞 
http://iwaki.keizai.biz/

プロデュース :城島めぐみ

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