映画『きっと、うまくいく』のR.マーダヴァンが来日。「日本に憧れを抱いていた」

2013年に日本で公開され、大人気となったインド映画『きっと、うまくいく』。
インド映画といえば「歌とダンス」のイメージが、日本には未だに強くあるが、重層的に人間ドラマを描いた豊かなエンターテインメント作品として、新たなインド映画ファンを獲得した。

メインキャストのひとり、ファルハーンを演じたR.マーダヴァンが先月来日。東京国際映画祭にて主演映画『ファイナル・ラウンド』が上映された。

 

インドは多言語国家であるため、たくさんの言語で映画が作られている。『ファイナル・ラウンド』はヒンディー語版とタミル語版が同時に制作され、主演のR.マーダヴァンとリティカー・シンは両方に出演した。(今回、映画祭で上映されたのはタミル語版)

 

コーチとして実力があるにもかかわらず、素行の悪さでボクシング協会ともめ、地方にとばされたプラブ(R.マーダヴァン)が、魚売りの少女(リティカー・シン)にボクサーの才能を見いだし育て上げようとする物語で、実話にインスパイアされ、作られた。
ヒロインを演じたリティカー・シンは、当時17歳。実際にキック・ボクサーだったが、この作品の演技を高く評価され、いまでは女優として活躍している。

 

インドにおいて映画は最大の娯楽。人気俳優の胸中や、日本や日本人に対して憧れを抱いていたことなどを、マーダヴァンはインタビューのなかで語った。

 

■R.マーダヴァン
1970年、現ジャールカンド州ジャムシェードブル生まれ。
大学では電子工学を専攻。CF起用をきっかけに映画の道へ。2000年にマニラトナム監督作品『ザ・ウェイブ(Alaipayuthey)』で主人公を演じて注目を浴び、02年には同監督作品の『頬にキス(Kannathil Muthamittal )』で主演して、演技派として名を馳せる。2009年にラージクマール・ヒラニ監督の『きっと、うまくいく(3 Idiots)』にアーミル・カーンらと出演。インド映画の歴代興行収入を塗り替え、世界中で公開された。主な出演作に『Rang De Basanti』(06)、『Tanu Weds Manu』(11)など。

 

『ファイナル・ラウンド』(原題:Irudhi Suttru)
監督:スダー・コーングラー
プロデューサー:シャシカーント・シヴァージー
出演:R.マーダヴァン、リティカー・シンほか
インド/2016/カラー/111min/タミル語

 

(動画編集協力・水菜舎 スチール撮影・徳永彩)

プロデュース :黒瀬朋子

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