2016/10/23 公式動画
【震度6弱】鳥取中部地震 高齢化率30%地域の被害実態 

今月21日、震度6弱の地震に見舞われた鳥取県倉吉市。発生から36時間経った現場を訪ねた。

JR倉吉駅前は比較的落ち着いていた。
通常通り営業する飲食店が目立ったが、一方で宝石店や薬局など後片付けに追われる商店も。

インターネットカフェの店主、植松禎(うえまつただし)さんによると2万2千冊の本が棚から落ちて、営業再開まで1週間かかるとのこと。建物への被害が少なく、熊本や東日本大震災に比べると軽い被害で済んだ方だと語っていた。

車でさらに西に40分程移動し、倉吉市岩倉という地区を取材した。
建物被害が目立つ地域で、地割れもしている。

岩倉にある、「永昌寺(えいしょうじ)」という曹洞宗の寺を訪ねた。住職は、大林厳道(おおばやしげんどう)さん。73歳。江戸時代から続く寺の18代目だ。鳥取県重要文化財で、鎌倉から室町にかけて造られた仏塔などを管理してきたが今回の地震で倒れた。

「長い時間をかけてでも寺を再建したい」と語る住職だが、その他にも地震による被害は深刻で、過疎高齢化の地域では檀家も少なく自力再建がなかなか難しいと唇をかんだ。自宅も被災している。

倉吉市の高齢化率は平成27年度で30%を超えている。

また、70歳を超えた住職ご夫婦にとって散乱した食器や倒れた家具を元に戻すのは非常にしんどい作業。支援があれば助かるとのこと、初めの経験で手伝いはどこに頼めばよいのか?と尋ねられたので倉吉市に設置されたボランティアセンターを紹介。ボランティア受け入れは週明け24日からだ。

鳥取県災害対策本部によると22日午後4時までに234棟の家屋が損壊、16人が重軽傷。倉吉市など1市4町で1324人が避難をしている。地元の日本海新聞などによると、22日午後8時までに震度1以上の地震が166回発生。
後片付けを進める住民の皆さんも余震への警戒を続けている。

今回の鳥取中部地震では収穫時期を迎えた梨農家など農業への被害が心配だが、一方で地元からは電気や水道など生活インフラが概ね守られており一安心という声も。

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