2015/12/22 国際
大地震から10ヶ月。ネパールの今。日本ではネパールの鉱物のチャリティ販売が始まった。日本とネパールのつながり、喜びの循環とは。

2015年4月25日、ネパールにて大地震が発生しました。11月、ネパールに縁の深い東京国際ミネラル協会(TIMA)がショールームにてチャリティ販売を始め、話を聞きに行きました。

 

ネパールの主要産業のひとつが、鉱物産業です。水晶やトルマリン、カイヤナイトという青い石などが採れ、それらを海外に輸出することで外貨を得ています。

 

ネパールの鉱物産業の特徴のひとつが、手作業で行なっているということです。ヒマラヤ山脈のガネーシュヒマール地区2400~4000メートル近い場所まで、作業するための荷物を背負い、登り、ベースキャンプからさらに危険な崖にロープでアクセスするなどして、手を怪我したりしながら工具を振るい、水晶をひとつひとつ掘り出します。

 

掘り出した水晶などは、一人あたり40kg程も背負い、また、降りてきます。車でアクセス出来るところまで降りてきたら車で運びますが、山麓の村までさらに運び、首都に運び、輸出され、我々の手元まで届きます。このように石一個とっても過酷なストーリーをはらんでいます。

 

アクセサリーなど加工品もありますが、これらもハンドメイドです。機械化されていません。硬い石を手磨きするので、形は完璧ではありませんが、それがまたネパール産の鉱物の良さとなります。

 

一方、東京国際ミネラル協会(TIMA)は日本で初めてミネラル(鉱物)フェアを開催するために発足した団体で、鉱物には非常に縁が深いです。一大ブランド水晶の産地となったネパールとももちろん縁が深く、2015年4月25日に地震が起きてから、復興に向けてサポートをしています。

 

2015年6月に新宿で行われたミネラルフェアでは募金を募り、191,111円を集め、そのお金でネパールの避難民キャンプに1袋30kgのお米を121袋届けました。政府に頼むと動きが遅かったり、届けたいところに届かなかったりすることもあるため、個人のボランティアで動いたとのことです。

 

今、東京都新宿区にある、東京国際ミネラル協会(TIMA)のショールームにて、引き続き募金を募るため、水晶を始めとしたネパール産の鉱物を販売しています。価格帯は2,000円~20,000円程度です。これらの売上の20%がネパールへの募金になります。

 

日本側の関係者は「ひとつひとつの石の背景を伝えたい。今ここにある石にはストーリーがたくさんあって、それを少しでも伝えられればと。石を採っている人達が一番大変なだけでなく、こちらも石を買って喜び、その喜びをダイレクトに還元できる、『喜びの循環』の状態が作れていければ、もっと笑顔を増やしていける」と語ります。

 

ネパールの現状もお聞きしました。ネパールの市街地は全体から見たら5%くらいの被害だろうけど、山岳地帯に支援物資を運びに行ったときに見たのは、元の生活の9割は破壊され、ふたつの村も消えてしまったということです。5年、10年経っても岩やがれきをどけるのがやっとではないだろうか、もしそれが出来たとしても元通りの生活が出来るまではその先の話なので、復興まではまだ遠いとのことです。

 

まだネパールへの支援は足りていません。東京国際ミネラル協会(TIMA)も引き続き活動を続けています。ショールームに足を運んでいただき、対象商品を買い求めると、それがネパールへの支援につながります。ショールームに訪れてみたい方はこちらまで。

 

東京国際ミネラル協会

TIMAショールーム

 

TIMA Shop

【営業時間】

平日:11:00~16:00

休業日:土・日・祝日

 

〒163-0701

東京都新宿区西新宿2-7-1

小田急第一生命ビル1F

TEL 03-3342-9693

FAX 03-3342-1832

 

公式サイト:http://www.tima.co.jp/

 

こちらの動画は、ネパールの鉱物業者に直接話を聞くことが出来た貴重な機会の記録でもあります。現地の写真もあります。彼等の行動力には驚かされるばかりです。現地を知るからこその証言をごらんいただければと思います。

プロデュース :西村晴子

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