2015/07/31 地域
「東京電力 福島第一原発の今を知り考える。」
 〜未来会議メンバーによる いちえふ視察報告会〜

皆さんは福島県いわき市で「未来会議」というのが年に数回行われているのを
ご存知でしょうか?

 

未来会議が開催されているいわき市は東日本大震災による地震や津波被害、
そして原発事故による放射能問題、
風評被害、自主避難等その他さまざまな複雑化した状況の中で、さらに原発作業員
を含め、他の地域から避難して来た人も多く、本当にたくさんの人がいわきに集まるようになりました。

その分コミュニティーが混在しさらに状況は複雑化して
いく中で言いたくてもなかなか人に言えない事。
それぞれが抱えてるモヤモヤに
ついて対話をする場所がないなと言う事から有志のメンバーが集まり
いわきで
始まった未来に向かっての対話の場それが未来会議です。
今回の震災がもたらしもの、特に原発事故による問題は直接の健康被害だけでなく
家族間でも意見が分かれてしまう程の価値観の違い、また立場や状況等の違いにより人との繋がりを作る一方で、大きな溝も作ってしまいました。
震災から4年が過ぎた今も尚、個々の抱える問題は様々です。
そういう状況化の中で、大事なのは一人一人の意見を否定せずにお互いが耳を傾けあう事、話したくない事は話さなくてもいいというルールを決めて、誰もが安心して参加出来る場所を作ること。そして少しずつでも繋がり合ってそれぞれの持つ未来への種を育てていくこと。またこの体験を次の世代に
伝えていくこと。

その為に未来会議は30年続ける事を目標にしています。

 

今回の動画はその未来会議の事務局のメンバーたちが、元東京電力の原発作業員で
震災当初は
第二原発で被災し、現在は福島第一原発と向き合いながら地域の人たちと
復興に向けて
取り組んでいる一般社団法人 AFW (http://a-f-w.org/about/)の代表を
勤める吉川さん
の企画のもと、福島第一原発への視察会が6月に行われ、先日その
報告会が行われた時の様子です。

普段私たちがなかなか立ち入れない場所、案内された所は線量の低い比較的
安全な場所での視察ではありますが、スライドと説明を聞きながら今の
福島第一原発の様子を
少しでも知る事が出来ます。また実際に現地に訪れた
人たちの感想や思い等も聞き取る事が出来ます。

現地から離れていると少しずつ風化してしまう問題ですが、こんな風に
地元の人たちは自分たちの目で見て確かめ、そこからまた考えて対話をし、
次の一歩へと踏み出しています。上記に書いたこれらの問題は福島に限らず、
どこでも起こりうる
問題でもあります。私たちにとって今一番必要なのは
こんな風にフラットに話せる対話の場では
ないでしょうか?

 

 

未来会議はいわきで開催されていても、県内県外問わず希望者はどなたでも参加出来ます。
また、今年は神戸や福島県楢葉町でも開催され、いわきから
少しずつ各地へ未来への種が
広がりを見せています。

ご興味ある方は是非一度「未来会議」に参加されてみてください。

 

* 映像の中で震災から4年半とお伝えしていますが、間もなくということで
ご了承くださいませ。

 



未 来 会 議           http://miraikaigi.org/

一般社団法人 AFW      http://a-f-w.org/about/

いわきおてんとSUN      http://a-f-w.org/about/

いわき海洋調べ隊 うみラボ  http://umilabo.hatenablog.com/

プロデュース :城島めぐみ

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