2015/07/28 地域
東電原発事故の被災者2万人が団体を結成

現在日本国内で、福島原発事故に対する責任追及や賠償の請求のため、裁判所やADR(紛争解決センター)に訴えを起こしている住民は、数万人と言われている。
2015年5月、全国のそうした被害者団体が福島県内に集い、「原発事故被害者団体連絡会」(略称「ひだんれん」)を結成した。参加団体数は7月現在で18、参加者数は2万数千名にのぼる。

7月27日、「ひだんれん」の最初の統一行動である福島県への要請行動が、灼熱の福島市内で行われた。
6月になって政府が打ち出した、①避難指示区域の解除、②損害賠償の打ち切り、③避難者への住宅支援の打ち切り、④「原発事故子ども・被災者支援法」の改定などについて、福島県知事に対し、その撤回と国への働きかけなどを要求した。

本日はその第1弾として、同日午前中に開かれた「県民集会」の模様をお届けする。
各参加団体からの発言に込められた、被害の当事者ならではの痛切な思いを、少しでも感じ取っていただければ幸いである。

プロデュース :服部浩幸
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  • 北藤勇 2015-07-28 15:15:46
    3・11の事故当時以来福一の経過を見て来ましたが被災者の方々には 大変御気の毒で言葉もありません!
    現政府が新たに原発の再稼働を決断し反原発に耳をかさない態度は
    管直人政権後からは見え見えで現在に至っている事は心も痛み又残念な
    事ですが見かけの民主主義の名目のもとに政権が国民の総意とは思えませんが裁判以外に道はありませんが相手は国家公務員で現政府の意思に
    反した判決は有り得ないと想像しますが皆さん頑張って下さい。 私も4年間影の応援を試みていますが皆さん夢の様な短期・中期の海外集団移住には興味がなさそうでお役に立てず残念です。            ご健闘をお祈りいたします。 
    http://www016.upp.so-net.ne.jp/manadohotspring/extra1.html 北藤
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