2014/10/08 社会
李信恵氏 差別撤廃に掛ける想い by 冨田すみれ子・記者

在日コリアンでありフリーライターの李信恵氏の第一回口頭弁論が大阪地方裁判所にて10月7日、行われた。

 

李信恵氏は8月18日、在日特権を許さない市民の会(在特会)と同会の桜井誠会長、そしてまとめサイトである保守速報に対して損害賠償を請求する訴訟を起こした。

 

李信恵氏は在特会と保守速報によるヘイトスピーチ・差別や誹謗中傷を受け、差別撤廃や再発防止の為に訴訟を決意した。今回被告側は姿を見せず、次回公判は12月16日に予定されている。なお、保守速報との裁判は第一回口頭弁論が10月30日10:00から大阪地方裁判所にて行われる。

 

公判終了後に開かれた報告会には100名を超える人が集まり、上瀧浩子弁護士や報告会主催団体である「李信恵さんの裁判を支える会」(リンダの会)スタッフの話に聞き入った。 李信恵氏は報告会で、公判傍聴に来た人々に感謝の思いと裁判に向けた決心を語った。

Reported by 冨田すみれ子・大阪特派員

プロデュース :及川健二
Comment

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  • Yumiko 2014-10-09 07:54:36
    カナダに移民をしている私にとって、とても興味深いことです。もちろんこちらでも差別がないわけでは有りません。でも堂々と"在日特権を許さない市民の会(在特会)"なるものが存在していることに驚いております。今の日本で…。
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