2018/01/03 地域
福島でゆく年くる年 2018 〜 結のはじまりから始まり 富岡で見る初日の出〜

2017年12月31日 23時過ぎ、私は福島県楢葉町にある
小料理屋『結のはじまり』にいました。
このお店は昨年の9月1日に正式にオープンしたばかりの
まだ新しいお店です。千葉県出身の古谷かおりさんが
福島の復興の為に出来ることを考えた時に、まだまだ
飲食店が少ない楢葉町で、地元の住民の方達だけでなく、
復興の為の作業員の方々も語り合い寛げるような場所を
作りたいと、地元の方達の協力を経てオープンさせました。
また、そこに集まった方達がつながる「結」の場になるようにと
お店の名前は『結(ゆい)のはじまり』と名付けられました。
更に飲食店が空いてない12月31 – 1月3日も地元の方や、一時的に
帰ってきた人、復興の為に働らく人達の為にも、
年末年始
オープンさせていました。


また、この近くには以前にもご紹介した「木戸の交民家」という
コミュニティスペースも先に作っており、地元の方だけでなく
県内外問わずそこに訪れる多くの人の交流の場となっています。

 

新年を迎え、結のはじまりを出たあとは木戸の交民家に泊めていただき、
朝を迎え、そのまま富岡町に向かいました。


2018年1月1日 6時半。 富岡漁港に着くとすでに多くの人が集まっており、
暖かい豚汁も振舞われていました。
この日の福島県富岡町での日の出は6時50分頃。
それまで少し青みがかっていた空は次第にオレンジ色に染まっていき
海に浮かぶ雲の切れ間から太陽が顔を少しずつ出してきました。
それと共に辺りはオレンジから赤色へ力強さを増していき
この一年の始まりを暖かく祝ってくれているようでした。

間も無く震災から7年。
楢葉町も富岡町も一部エリアを除き避難指示解除はされましたが、
まだまだ住民の帰還率は低いです。それでもこの土地で元の住民も
新たに移り住んだ人も、関わりを持とうをする人も、交わりながら
少しでも町が復興に向けて進むように、出来ることを出来る限り
力を合わせて行なっています。

富岡町に住むHさんに今年はどんな年にしたいかと聞くと
2018年は「普通の年に。普通になれるような年にしたい」と。
また、同じく富岡町のFさんに今年の目標を聞くと「希望を語ろう」
だと言われていました。
希望を語りながら一つずつ行動して、それを繰り返して行く事で、
そのうちそれが少しずつ普通になって行くのかもしれません。


2018年皆さんはどんな風に迎えましたか?

皆さんにとっても、良い一年になりますように。

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* 木戸の古民家再生プロジェクト
『交民家(Co-minka)』
  〜 築70年の古民家を再生した新しいコミュニティ。
   東日本大震災から7年振りの田植え 〜 
http://8bitnews.org/?p=9717

プロデュース :城島めぐみ

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